ワーホリの荷物は2年で13kg|機内持ち込みサイズのスーツケース1つ

ワーホリや留学で海外に長期滞在する人にとっての最大の悩みは荷物のパッキング。ほかの人がどのくらいどんな荷物を持っていくか、気になりますよね?

元ワーホリメーカー carly です。

留学やワーホリで持っていく荷物というと、

  • 巨大なスーツケースをいくつか持っていったり
  • ボストンバッグやバックパックを組み合わせたり

などとにかく荷物が多くなりがちですよね。

旅行とは違うので使い慣れたものをストックしておきたいし、環境が変わっていざというときがあるかもしれない。

予想できない事態に備えて、大量の荷物を持っていく人も多いのではないでしょうか。

しかし、1週間の旅行だろうが1年以上の長期滞在だろうが、荷物は少ないに越したことはありません。

荷物が少ないと心も軽くなります。

ここでは、わたしが2年間のワーホリに備えてスーツケースに詰めた荷物を紹介。

持ってきてよかったものや持ってくればよかった!と感じるものを書き残しておきます。

【2年間のワーホリ】機内持ち込みサイズのスーツケース1つ

わたしがワーホリに持っていくスーツケースは、以前ヨーロッパを1ヶ月半かけて周遊する旅行をしたとき使ったものと同じです。

2年間を1ヶ月半の旅行と同じ量で過ごす、ということになります。

もちろん、それは無理(ではないが難しい)ので、日本からダンボールを1つ送ってもらうことになっていますが…

 

とりあえず、入国するときに持っていく荷物は

  • 機内持ち込みサイズのスーツケース×1
  • 普段使いのデイパック(パソコン入れ)×1

のふたつだけです。

ひとつだけでも13kgあったので、体力のない腰痛持ちのわたしにはこれでちょうどいいくらい。

これにボストンとかがあったら体力的にかなりキツかったでしょう。

 

イギリスでは駅にエレベーターがないことが多いので、自分で荷物の上げ下げをするのはなかなかツラいです。

駅からホステルの道も石畳だったり舗装されていなかったりするので、想像以上に体力を奪われます。

自分が持っていきたい荷物の都合だけでなく、渡航先の条件(道とか建物とか)についても考えてパッキングするのがおすすめですね。

 

【生活必需品】スーツケースの中に入れたもの

このスーツケースの中になにを詰めたかというと、ざっくりいって

  • 洋服や下着類など着替え系
  • ドライヤー
  • メイク用品
  • 基礎化粧品
  • シャンプーや歯磨きセット
  • タオルやパジャマ
  • 充電器などのガジェット系
  • ブルーライトカットメガネ
  • ペン数本
  • サーモス(タンブラー)
  • 靴1足

という感じです。

一覧にするとけっこうあるじゃん?と思うのですが、意外と納まりましたね。

なんとなく内訳を紹介しておきましょう。

 

1、洋服や下着などの着替え系

着替えはめちゃくちゃ意識して必要最低限におさえました。

  • 下着・・・2セット
  • 肌着・・・スーパーメリノウール2枚
  • トップス・・・無印良品のセーター2枚
  • ボトムス・・・1本(もう一本は履いていった)
  • 靴・・・ドクターマーチン1足(スニーカーは履いていった)
  • パジャマ・・・上下1セット
  • 靴下・・・2足
  • ユニクロのウルトラライトダウン

これだけでもとりあえずは十分。

トップスはあと1枚くらいあるとよかったですが、洗濯して着回せばなんとかなります。

このときばかりはオシャレとはおさらばですね。

 

2、剛毛・多毛・くせ毛には欠かせないドライヤー

日本人ならではのサラサラストレートの髪の毛を持っている人ならば、ドライヤーは必要ないかもしれません。

わたしの髪の毛は自分でもコントロールできないので、ドライヤーは必需品です。

宿によっては

  • ドライヤーが設置されていなかったり
  • いちいちレセプションに借りに行ったり

しなければならないのが面倒なので、日本と海外で使えるマルチなドライヤーを買いました。

海外では日本と水質が違うので、うっかりすると髪の毛がバサバサになります。

なので、マイナスイオンや冷風付きのドライヤーでケアするのがおすすめです。

 

3、いつも使っているメイク用品(ポーチ)

メイク用品はいつも使っているアイテムをいつもの化粧ポーチに入れただけ。

わたしはあまり化粧道具を使わないタイプなので

くらいしかないので、化粧ポーチはけっこう軽めです。

今使っているアイテムがなくなれば現地のものを探す予定。

最悪、ロンドンには無印良品がありますからね。

 

4、【基礎化粧品】化粧水や洗顔

  • 化粧水
  • 美容液
  • 洗顔料
  • メイク落とし

なども今使っているものが終われば、現地のものを探します。

実際に化粧水と乳液はロンドンで新しいものを買いましたよ。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1carly.jpg” name=”carly”] 日本でも買えるLUSHですが…[/speech_bubble]

顔につけるケア用品は使い慣れたものを使いたい!と思うのですが、ここも「郷に入っては郷に従え」でこちらで売っているものを試そうと思います。

実際にイギリスは日本より乾燥しているため肌がすぐにカピカピになります。

なので個人的には現地に行ってから、肌の状態に合わせて基礎化粧品をそろえるのがおすすめです。

 

5、変換プラグ・コンセント

パソコンやスマホの充電器などは、日本と同じものを使いますよね。

基本的には変圧器なしでOKですが、コンセントの形を変換するプラグをお忘れなく!

わたしがおすすめするのは、コンセントのタイプが独立した以下のようなものです。

ひとつのプラグで複数の国に対応できるタイプのものもあるのですが

  • うまく反応しなかったり
  • コンセントにささらなかったり

した経験があるので、おすすめできません。

そしてさらに便利なのが、ひとつでUSBや日本式のコンセントをいくつか同時に使えるようになるタイプのプラグです。

こんなやつ ↓

ホステルによっては部屋にコンセントが1つしかなくてほかの人と取り合いになることもあるし、住む家によっては不便なところにコンセントがある場合も。

パソコンとスマホをいっぺんに充電したいときにも役立ちます。

上記のヤツみたいに少し長めのケーブルがついていると便利ですよ。

 

6、仕事用にブルーライトカットのメガネ

ライターであるわたしは仕事中パソコンと向かい合うので、ブルーライトを浴びまくりです。

ブルーライトは脳を覚醒させて体内時計を狂わせるだけでなく、目から日焼けもするのだとか。

こりゃいかん!ということでJINSでオーダーしたメガネを愛用しています。

もともと目がいいこともあって慣れておらず、メガネをずっとかけていると頭痛がしてしまうのですが、仕事以外では紫外線をカットするのにも役立つんですよ。

 

しかも、ホステルなどはなぜかやたらと照明が暗いことが多いので、パソコンで作業していると余計に目が疲れやすいです。

こういうときにも、ブルーライトカットメガネは目の疲れを軽くしてくれます。

夏にはサングラスが必要ですが、パソコン作業や日常生活の紫外線カットにも役立つので、目がいい人でもブルーライトカットメガネを1本持っておくといいですよ。

 

7、靴はスニーカーとドクターマーチンの2足

海外に移住してすぐは仕事や家を探したり観光したりと、なにかと歩く時間が増えます。

海外は犬のフンとかがあちこちに散らばっていて、あまりオシャレな靴を履いていると精神的ダメージを食らうことがあるので注意しましょう。

なのでわたしは

  • 街歩き用にスニーカー
  • おしゃれ用にドクターマーチン

の2足で入国しました。

ドクターマーチンは革靴なのにも関わらず、雨でもガンガン履けるのですばらしい。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1carly.jpg” name=”carly”] 毎日履いてますが飽きません。[/speech_bubble]

あと忘れてはならないのが、部屋履き用のビーチサンダルです。

靴はなんだかんだいって窮屈ですし、日本人としてはベッドルームに外履きで入ることに抵抗感がありますよね。

ビーチサンダルなら、ホステルで履いたままシャワーを浴びることもできるので楽ちんです。

飛行機のトイレもわりと床がビチャビチャで危険なので、ビーサンが役に立ちます。

わたしは上記の Hippo というビーサンを愛用中。

色が豊富でキレイだし、天然ゴム100%というところに惹かれました。

かわいい巾着がついてくるので、持ち歩きやスーツケースの中にも入れやすいですよ。

 

8、タンブラー(マイボトル)

日本でもタンブラーやマイボトルを使っていた!という人は、ぜひ持って行きましょう。

温かさや冷たさが持続するって本当にありがたいな、としみじみ感じます。

わたしは日本では真空断熱タンブラーも使っていたのですが、妥協して水筒しか持ってこなかったら、やはり失敗。

普段当たり前のように使っているものは持ってきた方がいいですね。

とくにヨーロッパではデフォルトで乾燥している国が多いので、マイボトルで飲み物を持ち歩くと快適に過ごせます。

 

【結論】Sサイズのスーツケースでも2年間過ごせる

わたしは結局、家が決まった後に10kgほどのダンボールを送ってもらいましたが、感覚としては13kg程度の荷物でも長期間まったく問題なく暮らせそうだな、と感じます。

洋服も生活用品も渡航先で十分過ぎるくらいにそろいますし。

(※ちなみに郵便局から送れる国際便EMSは箱の中にバッテリーは入れられませんので注意!本体に内蔵されていればOKですが、スマホのモバイルバッテリーやパソコンの予備電源のようなバッテリー単体はご丁寧に送り返されます。)

 

なので、体が健康な人は70Lくらいまで(20kg程度)のスーツケースひとつで十分なのではないでしょうか。

重くて自力でどうにもできないくらいの荷物を運ぶくらいなら、むしろ行った先ですべてを揃える!くらいの心構えの方がよさそう。

 

実際に水質や気候(湿度とか)の違いを理由に、渡航先で買うべきものもあります。

  • シャンプーや石けん
  • 肌ケア用品(乾燥がひどい)
  • 洗濯洗剤

このあたりでしょうか。

日本から使い慣れたものを持っていきたい気持ちはよ~く分かります。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1carly.jpg” name=”carly”] とくに日本食。[/speech_bubble]

しかし、いくら持っていこうともいつかはなくなりますよね。

  • なくなるから日本から送ってもらう?
  • 現地で必死になって探す?

という心配をするのは精神衛生的によくないです。

だったら現地のお店でいつでも買える安心をゲットした方がいいかな、と感じます。

 

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