こんな声に応えます。
英語日記には英語を話すために必要な能力を伸ばす効果もあります。英語を話せるようになりたい人にこそ、英語日記はおすすめです。
「英語日記ってことはライティングでしょ?英語を話せるようになりたい人には無意味なんじゃない?」というのは、残念ながら大きな間違い。
英語日記を書かずに英会話を身につけようとしても
- 時間がかかる
- 英語の勉強は難しい
- 英語の勉強はしんどい
- 成長できてるのか分からない
- モチベーションが上がらない
というないない尽くしで、すぐに挫折してしまうでしょう…

- 英語日記の効果【6つ】
- 英語日記はどのくらいで効果を感じられるか【実体験あり】
学歴もキャリアも根性もお金もないわたしですが、英語を愛して20年になります。
海外好きをこじらせた結果、ひとりで海外へ8カ国以上、海外在住歴2年半です。
英語で日記を書くことによる学習効果【6つあります】

英語日記の効果は次の6つです。
- スピーキング力の向上
- ライティングスキルの向上
- 伝える力を最大化する
- 自分の英語力を把握できる
- 正しい文法が身につく(添削)
- 自然な表現が身につく(添削)
それぞれの効果について詳しくチェックしていきましょう。
1.スピーキング力の向上
「日記なのにスピーキングが伸びるの?」と思ったかもしれませんね。
英語日記にはスピーキング力を高める効果があります。なぜなら、英語で日記を書くには頭の中で英語を組み立てる必要があるから。
速さは違うものの、言葉を話すときも頭の中で先に言いたいことを考えますよね。
- 話す・・・音で表現する
- 書く・・・スペルで表現する
という「出力方法」が違うだけで、思考の部分は同じです。

英語日記を書くことで、スピーキングの基礎となる「思考の部分」が鍛えられるんです。

2.ライティングスキルの向上
英語日記を続けると、だんだん早く正しいスペルと文法で、自分の言いたいことを英語で書けるようになります。
すると、ネットをフル活用できるようになり、できることも段違いに増えます。ネット上ではスピーキング力よりもライティング力が重要ですからね。
英語が書けたり読めたりするだけで、拾える情報量は圧倒的に増えるはず。
ネット上に活躍の場を広げたりビジネスターゲットを増やしたりしたい場合にも、英語日記で鍛えられるライティング力が役に立つこと間違いなしです。
3.伝える力を最大化する
英語で日記を書くことは、自分の知っている単語と自分の知っている文法のみで自分の言いたいことを表現するということです。
例えば、定規は本来ならば線をまっすぐ引くために使う道具ですが、紙を切るのにも使えますよね。ひとつの道具に対して複数の使いみちを知っている方がサバイバル力は増すというわけ。
英語も同じようなもので、ひとつの意味を表す表現方法はたくさんあります。
- I met George in school 15 years ago.
- George and I have been friends for 15 years.
- My best friend is George.I met him when we were in school.
上記はいずれも「わたしとジョージは学生の頃に出会った親友だ」という内容です。

英語日記を続けると、自分の持っている英語力の範囲内で伝えたいことを言いつつ、表現方法を変えられるようになります。
もちろん、新しい単語や文法を学ぶことも大切ですが、まずは自分の持っている英語力を最大限に活かす方法を覚えたほうが英語学習はめちゃくちゃ楽ですよ。
4.自分の英語力を把握できる
英語は、正しい使い方を知っている単語と文法しか書けません。つまづいたり辞書で調べたりせずに書ける英文は、スラスラと話すこともできます。
逆に、正しいかどうかを悩んだり参考書や辞書で調べたりしないと書けない文章は、実際の会話でもうまく話せません。
英語日記を書いて自分の英語力を把握することは、弱みを把握することでもあります。
弱みを把握すると
- どんな勉強を
- どれくらい
- どうやって
やればいいのかが明確になるので、勉強スケジュールも立てやすいですよね。
弱みを明確にしておくと、改善されたときもひと目で分かるので、学習のモチベーションも上がりやすくなりますよ。
5~6.添削してもらうと正しい文法と自然な表現が身につく
正しい文法や自然な表現は、ひとりで勉強していてはなかなか身につかないので、英語講師やネイティブにお願いして添削してもらう必要があります。
たとえば、次のうち「わたしは今夜のパーティーに行かないと思う」と伝えたいとき、英語的に正しい表現はどちらでしょうか。
- I think I don’t go to the party tonight.
- I don’t think I go to the party tonight.
正解は「後者」です。前者も間違いではないのですが、わりと強めの否定文になってしまいます。
あくまでもやんわり否定するニュアンスで伝えたいのであれば、正しいのは「I don’t think I go to the party tonight.」です。

英語日記の添削は中級以上でオッケー
ただ、添削をお願いするのは中級以上になってからで十分です。
初心者はまず、正しさや自然さより
- 自分の言いたいことを英語で考える力をつける
- 考えた内容を英語で表現する力を身につける
- 辞書をなるべく使わず、今の実力だけでどこまで表現できるかを試す
ことを優先させましょう。「英語を操る力」は英語日記をとおしたそのような訓練で基礎が身につきます。

英語日記はどれくらいで効果が出るか【早ければ1週間ほど】

英語日記の効果を感じられるまでの時間は、人によってまちまちです。
ただ、英語日記は自分の英語力に応じたトレーニングになるので、わりと短い期間で、しかも続けるほどに効果を感じられると思います。

もちろん大したことは書けませんが、
- 自分の知っている単語と文法で
- 自分の言いたいことを英語で表現できる
という成功体験は、英語学習の大きなモチベーションになりますよ。
1回あたりは短時間でOK
- 1日5分
- 1日3行
このように、1日あたり小さなボリュームで行うだけでも十分です。はじめはなにを書こうかかなり迷うはずですが、慣れてくると書ける内容も増えます。
書けないのに無理してウンウン唸っているだけでは時間がもったいないですから、まずは短時間から挑戦してみましょう。
習慣化して続けること
英語日記を書くのがたったの数分や数行でもいいのは、継続が大前提だからです。
1日5分でも1年続ければ、5分×365日=30時間にもなります。「たった30時間だなんて…」とバカにするかもしれませんが、30時間ぶっとおしで勉強するほうがしんどくないですか?

続けるほどに効果をどんどん感じられる
英語日記には、自分の英語力がそのまま反映されます。なので、英語力が低いうちはうまく書けないため、しんどく感じるかもしれません。
しかし、英語力が高まるにつれて
- 書けるスピード
- 表現の豊かさ
- 書ける内容
- 文章の長さや複雑さ
がどんどんレベルアップしていくので、自分の成長が目に見えて分かります。

自分の英語力が底上げされるにつれて書ける英文はレベルアップし、効果を実感できて英語日記がどんどん楽しくなります。
英語日記の効果は初心者でも早いうちから実感できる

今回は「英語日記」の学習効果について説明しました。
英語日記には、次のような学習効果があります。
- スピーキングの向上
- ライティングの向上
- 伝える力を最大化する
- 自分の実力を把握する
- 正しい文法を確認できる
- 自然な表現を確認できる
自然と学習者それぞれのレベルに合った学習方法になるので、難しさに頭を悩ませたり自分の英語力のなさに落ち込んだりする必要もありません。
英語の日記は初心者でも無理なく、効果を感じながら楽しくできる学習法です。
特別な道具も必要なく無料でできるので、さっそく本日からはじめてみましょう。
