こんな悩みに応えます。

メリットもあるので、やたらと日本人を避けまくる必要はないと思いますね。
むしろ、自分の考えもなしにただ日本人を避ける努力をしても、意味がありません。
- 自分がなにをしたいか
- 自分になにが必要なのか
を考えた上で、自分がワーホリで日本人とつるむかどうかを決めるべきです。
- ワーホリで日本人とつるむメリット
- 英語力を高めたい人は日本人とつるんではいけない
- こんな日本人とはつるんではいけない
学歴もキャリアも根性もお金もないわたしですが、英語を愛して20年になります。
この記事はわたしのワーホリ体験をもとに書いています。
わたしはワーホリ中に日本人とたくさん絡みましたが、まったく後悔していません。
他人から見ればわたしのワーホリは失敗かもしれないけれど、世間にとっての「成功」はわたしの成功ではないと考えているからです。
ワーホリで日本人とつるむのは悪いことじゃない

ワーホリで日本人とつるむのが悪いことだという風潮があります。
たしかに、日本人同士だとコミュニケーションに壁がないので、英語力は伸びません。
そういった意味では、ワーホリで日本人とつるむのは悪いことです。
とはいえ、日本人とつるむことにもたくさんのメリットがあります。
「自分にとって日本人とつるむことがどういうことなのか」を考えることが大切です。
同じ日本人のなかでも価値観の似ている人と出会える
海外に来ている日本人は自分を含めてやはり少数派です。
少数派に属する人は、自分と同じ少数派の人とのほうが価値観が合いやすいですよね。
まあ、枠に当てはめることが正解とは思いませんが、あながち間違いではないかと。
わたしもワーホリを含め、海外で出会う日本人とは濃い話ができるなと感じました。
- 日本の働き方に疑問がある人
- 働くことそのものに疑問がある人
- 結婚というシステムに疑問がある人
少なくとも、こういう話ができる人はわたしの日本での交友関係にはいません。
日本だけで生きていたら出会えないような人と出会えるのが、海外のいいところ。

日本人基準の良質な情報が手に入る
- 海外がはじめてな人
- 現地に知り合いがゼロな人
こそ、日本人とつるんで良質な情報をゲットしたほうがいいと思います。
「良質な情報」というのは、日本人の価値観に沿って仕分けされた情報のこと。
たとえば、
- 日本人の「safe」
- アメリカ人の「safe」
はどちらも「安全」という意味でも、中身はまったく違うはずです。
州によっても異なりますが、アメリカは
- 銃の所持が認められている
- 13歳未満の子どもはひとりでの外出が認められていない
国です。そんな国の「safe」と日本の「safe」が同じだとは考えられませんよね。
安全に関してだけでなく
- 遠い
- キレイ
- いい人
- おいしい
といった「目に見えない感覚的な価値」に対しての誤差が少ないのは、日本人同士です。
ワーホリの初期こそ海外と日本の違いに翻弄されるので、日本人フィルターをとおした情報はかなり役に立ちます。
体験談:日本人とつるんでよかった
わたしの経験としては、ワーホリで日本人とつるんでよかったです。
前述のとおり、日本に留まっていたら出会えないような人と出会えましたから。
感覚的には「上京」と同じですね。
わたしも上京組なのでよく分かりますが、田舎から東京に出てくると世界が変わります。
外の世界に出るとそれだけ自分の世界も広がるんですよね。
今や日本人のいない海外なんてほとんどありません。
日本人がいて当たり前の世界で日本人を避けるなんて、ムダな努力かもしれないですね…

ワーホリで日本人とつるんではいけない人=英語力を磨きたい人

前述のとおり、ワーホリで日本人とつるむことは悪いことではありません。
しかし、英語力を伸ばしたい人は日本人とつるまず、英語を第二言語とする人やネイティブとつるむことをおすすめします。
なぜなら、たとえ日本人同士が英語で会話しても、伸びる英語力には限界があるから。
日本人同士が英語で会話しても身につく英語力には限界がある
英語力を伸ばしたい人が日本人を避けるべき理由は、日本人同士が英語で会話しても英語の伸びには限界があるからです。
英語がほとんど話せない人であれば、日本人同士の英会話でも身につくものがあります。
しかし、中級以上に必要な「英語らしさ」は、日本人同士では身につきません。
英語が話せる=英語の文化で立ち振る舞うこと
英語が話せる人とは
- 文法
- 発音
- 語彙力
といった道具を使いこなしつつ、英語の文化で立ち振る舞える人のこと。
いくら正しい文法で発音できても英語の文化に従って行動できなければ、英語ができる人とはいえません。

- 人の話を途中でさえぎる
- 自分のことばかりベラベラ話す
- 自分が理解できるまでしつこく追求する
日本では失礼に当たるこのような振る舞いも、英語の文化では正しい礼儀になります。
こういう英語の文化を理解して行動に移せなければ、いつまで経ってもネイティブとは対等になれないんですよね…
日本人とつるむだけでは英語らしさが身につかない
日本人同士の英会話でもある程度までならスピーキング力は伸びても、英語らしさはまったく身につきません。
なぜなら、日本人同士で会話するときは日本語の文化に従って話をするからです。

このような状況下でいくら英語を話しても、英語らしさは身につきません。
英語らしさを身につけるには
- ネイティブスピーカー
- 英語に近い文化圏出身の人
- 第二言語として英語を習得した人
とつるむのが一番の近道です。
英語力をアップさせたい初級以上の英語学習者は日本人とつるんではいけない
ここまでの話を一度整理しましょう。
●ワーホリで日本人とつるむこと自体は悪くない
⇨いい出会いや情報など、日本人とつるむメリットもある
Q.英語で会話すれば日本人同士でも英語力が伸びるよね?
A.英語力ゼロの人には効果ありだが、英語らしさは身につかない
⇨英語力を伸ばしたい初級以上の英語学習者は、日本人とつるむべきでない
⇨出会いや人生経験を優先する人は、日本人とどんどんつるむべき
以上がポイントです。
- 英文法に自信がない
- 英語がまったく口から出てこない
こういう人であれば、日本人同士の英会話でもある程度の英語力が身につきます。
しかし、この状態を脱した初級以上の英語学習者にとって、日本人同士で英会話をするのにはほとんど意味がありません。
なぜなら、英語らしさは英語の文化のなかでしか身につかないから。
日本語の文化に従って会話している以上、英語力の伸びには限界があるんです。

一方、英語力を重視し
- 上級レベルの英語を目指す人
- ネイティブに近づきたい人
は日本人とではなく、英語が流暢な人とつるみましょう。
【要注意】こういう日本人とつるんではいけません

ワーホリで日本人とつるむことには賛成ですが、つるんではいけない日本人もいます。
- 足を引っぱる人
- クレクレ野郎
- マウンティングしてくる人
こういう人とつるんでも得られるものは少ないので、日本人に限らず避けるべきですね。
足を引っぱる日本人とはつるむな
日本には足を引っぱる文化があるので、多少は仕方がないことかもしれません。

英語でいえば、頼んでもいないのに発音や文法を正してくる人でしょうか。
そういう人とつるんでも疲れるだけですし、メリットはないのでなるべく避けましょう。
クレクレ野郎な日本人とはつるむな
情報やスキルをタダで吸いとろうとするクレクレ野郎とは、つるむべからず。
たとえありきたりな情報だとしても
- その情報を得るまでにかかった時間やお金
- その情報を教えるためにかかる時間や労力
があるわけですから、タダで教えてもらおうなんて虫がよすぎます。
日本人に限らず「時間という限りのある資源を相手に消費させてしまう」という考えがない人とつるむのは避けましょう。

マウンティングしてくる日本人とはつるむな
マウンティングで自己満足する人が多いのも、日本人あるあるかもしれませんね。
マウンティングしてくる人はあなたの損得をなにも考えていない人なので、避けるべき。
他人と自分を比べることにはほとんど意味がありません。
それに気づかない人とつるむと、時間と体力をがっつり吸いとられて大損します…
ポイントを押さえればワーホリで日本人とつるむことは有益

最後に記事の内容をまとめておきます。
本記事のテーマは「ワーホリで日本人とつるむことは悪いことではない」です。
- 誤差の少ない良質な情報
- 日本では出会えない人との出会い
のようなメリットがあるため、盲目的に日本人とつるむのを避ける必要はありません。
実際にわたしもワーホリ中につるんだ日本人とは濃い話ができ、視野を広げつつ将来についてじっくり考える機会が持てました。
しかし、英語力を伸ばすことを最優先する人は、日本人以外の人とつるみましょう。
日本人とつるむ以上、英語力の伸びには限界がありますからね…
英語力を伸ばすなら日本人以外の人とつるんだほうが効率がいいですよ。