こんな声に答えます。
元料理人のカーリーです。
料理人の仕事はきついですよね。
わたしも同じ気持ちで生きていたので、あなたの辛さがよく分かります。
だからこそ、この記事を書いて、あなたの苦しみを少しでも和らげたいです。
ということで、以下の内容を取り上げます。
- 料理人の仕事を辞めてもいいのか
- 辞めるときの不安や反対意見について
- 辞めるときの具体的な方法とアドバイス
わたしは歯を食いしばりながら悩んだ結果、今のような心穏やかな日常を手に入れました。
この記事を読めば、あなたにもいい解決策が見つかるはず。
人生を少しでもよくしたい、自分らしく生きたい人は、ぜひ最後まで読んでください。
料理人を辞めたいなら辞めていい【耐える必要なし】

今、仕事を辞めたくて悩んでいて、泣くほどしんどいなら、辞めてもいいです。
心と体をすり減らしてまで働く必要なんてありません。ぶっちゃけ、料理人の厳しい修行は、全員には必要ないので…
このご時世、どんなに料理が美味しいお店でもすぐ潰れます。
なので、新卒や脱サラなどで経験がない人がお店を開いても、お客さんが付かず経営難に陥って店が潰れて…
開業にかけたお金や時間、エネルギーすべてが無駄になります。
借金を背負ってしまえば、その後の人生かなりシンドイです…
なので「こういう無駄足をなくすために、すでにうまくやってるお店で働いてお店の運営ノウハウ、料理や接客のスキルを吸収しよう」というのが修行です。
仕事を辞めたって世界は通常運転
料理人きついな、辞めたいなと思ったとき、あなたもこう思ったことがあるはず。
「自分がいないとお店が回らない」
「辞めたいといったら甘いといわれる」
「それじゃ通用しないといわれる」
でも、それは真実ではありません。あなたが辞めても店はいつも通りに営業します。辞めたい人すべてが仕事をナメてるわけじゃない。
今の職場でやっていけなくても、あなたが人生を楽しいと実感できる毎日は、必ず来ます。
料理人を辞めても友達は友達、家族は家族
仕事を辞めたって、絆はそのままです。
料理人を辞めたら友達が離れていく、家族に受け入れてもらえなくなる…
こんな心配は必要ありません。
友達が離れていったり親に勘当されたりしたら、その人とは価値観が合わなかっただけ。
価値観が合わないなら、無理して付き合うまでもないと思います。
血のつながった親子も例外ではありません。
深いところで繋がっていれば、あなたが料理人を辞めたって関係は変わらない。
仕事なんてただのステータスですからね。
わたしは料理人を辞めた今でも、料理人時代の友達と頻繁に会います。料理人というステータスなんて関係なく気が合うからこそ、自然と付き合いも濃くなるんです。
ステータスに左右されるような薄っぺらい関係なんて、なくても損しません。
本当にもったいないのは「未来」を捨てること

仕事を辞めたらもったいないと思うかもしれませんが、本当にもったいないのは未来を捨てることです。
過去を捨てるより、未来を捨てることの方が、よっぽど苦しくて人生を損します。
例えば、こんな感じです。
あなた:料理人を辞めたいんだよね…
外野 A:もったいないよ!時間もお金もかけたんだから、辞めない方がいいよ!
外野 A は「あなたが料理人を辞める = 過去に投資した時間とお金を捨てる」と思っている。
捨てるのはもったいないから辞めるな、と。
わたしも当時 同じことを考えたし、あなたも今 同じことを考えているかもしれません。
しかし、本当にこれからの未来より、過去の時間やお金の方が大切でしょうか?
答えは ノー です。
過去より、これから先の未来の方がはるかに大切。どうやったって、過去には戻れないんですから。
人生を楽しむには、未来を明るくするしか方法はありません。
どうせ生きるなら、楽しい時間を増やしたもん勝ち
そもそも、やりたくないことを続けるほど、今の仕事にメリットはありますか?
ないのなら、さっさと辞めて正解です。
若い頃はさほど考えなかったですが、歳をとってからは【時間が1番の資産】と思います。
やりたくないことをやるほど、人生は長くありません…
どうせ生きるなら、少しでも「楽しい、幸せ」と感じる時間を増やした方が勝ちです。
人生は「楽しい、幸せ」を感じる時間を増やすためにあるんですから。
なので、今の仕事が「楽しい、幸せ」を増やすための投資でないなら、さっさと辞めて人生を切り拓きましょう。
料理人が転職するときの5つの選択肢【自己流は失敗しやすい】

料理人が人生を切り拓く方法は5つあります。
- 今の職場で続ける
- 違う職場で働く
- 違う職種で働く
- 異業種への転職
- 独立する
1.は今の職場を続ける選択肢です。
学べることや貴重な人脈、優れた待遇があるのなら、今のまま続けるのもアリかと思います。
2.は、違うお店で料理人を続ける方法。
3.は、料理人からホールや商品開発など、違うジャンルで働くこと。 4.は、簡単にいえば「毎日スーツを着る会社員」になること。
5.は、独立してお店を持つ方法です。
資金とノウハウがあり、自分がやりたいと思うのなら、やってもいいと思います。
成功するかどうかは別問題ですが。
料理人の修行の必要性については、以下の記事で詳しく解説しています。
料理人を辞めたいと思ったら|失敗せずに転職する方法

転職するときは、他人の視点を取り入れましょう。他人の視点として有効なのが【転職エージェント】です。
プロに頼れば、人生の選択を間違える確率は、ガクッと減ります。
他人の視点を取り入れると失敗しにくくなる
他人の視点を取り入れると、失敗しにくくなります。そもそも、失敗の原因の多くは、経験不足です。
経験が不足すると、次に働く職場が良いのか悪いのか、正しく判断できません。
自分がなにに向いているのか、なにが得意なのか、分かっていない人が大半です。
本来なら、経験を増やすには時間をかけるしかないですが、他人の体験談やアドバイスを聞けば、経験不足をカバーできます。
料理人の場合、飲食に詳しい転職の専門家にアドバイスをもらうのが、ベストです。
個人的には、より多くの情報と意見を取り入れるためにも、得意分野が違う転職エージェントのかけもちをおすすめしています。
わたしも外の世界を知って人生が変わった
わたしも飲食業界の外に出たことで、仕事にも人生にも満足できる日々を手に入れました。
というのも、料理人の世界って、驚くくらい狭いんです。
飲食だけで生きてると、高卒から脳内がアップデートされません。苦しみに耐えながら「自分には料理しかない」と洗脳されるだけ。
洗脳の中でくじけたり自信を失ったりしたら、立ち直るには血のにじむような努力が必要です。
なので、早い段階で洗脳を解き、自分が楽しく生きられる道を見つけた方がいいと思います。
他人の話を聞くと、いいことしかなかったです。
わたしの場合、最終的には違う方法で自分の道を見つけましたが…
今キャリアチェンジして仕事に満足しているからこそ、他人の視点を取り入れる重要さを実感しています。
自分の人生は、行動でしか変えられません。
ちょっと勇気がいるかもしれませんが、大丈夫です!この記事にたどり着いて人生を変えようとしているあなたなら、できます。
料理人を辞めたいとき1番やってはいけない「ただ逃げる」

料理人を辞めたいとき、今の苦しみからただ逃げることだけは、やってはダメです。
ただ逃げるだけでは、同じ苦しみは何度でもやってきます。
同じことで何度も苦しまないためには、原因を断ち切ることが重要です。
【自分のことを理解する】幸せへの近道
原因を断ち切るには【自分のことを理解する】のが手っ取り早いと思います。
もしくは【辞めたい理由を明確にする】ですね。
当時のわたしも、自分のことをよく理解していませんでした。 だから、10年もの時間を無駄にしたんですね…
でも、今は仕事にも人生にも満足しています。
自分にとことん向き合って、自分が何をすれば心穏やかに生きられるかを知ったので。
もし、わたしの黒歴史に興味があれば、プロフィールをご覧ください。
料理人時代の苦労話もたくさん語りました… (ネガティブ最大につき閲覧注意)
自分を理解するためのおすすめツール2選|無料で即効性あり
自分のことを理解するための方法は以下のツールがおすすめです。
リクナビのグッドポイント診断は、簡単な質問に答えて【自分の強み】を診断するツール。
無料ですぐに結果が分かるので、忙しいあなたにもぴったりですね。
一般的な会社員にはごく普通に知られているツールなので、やっておいて損はありません。
(わたしも当時は全く知らなかったので、急いでやりました… )
詳しい解説は以下の記事をどうぞ💡
各種ハラスメントから安全に退職する方法

料理人をやめたいと悩んでいる人の中には、ハラスメントの被害者もいるはずです。
そんな人は、すぐに退職してください。
「退職代行サービス」を使えば、あの嫌な人と顔を合わせることなく辞めることもできます。
- 暴力(パワハラ)
- 圧力(パワハラ)
- 暴言(モラハラ)
- 無視(モラハラ)
- 性に絡む話(セクハラ)
飲食業ではこういうのがよくあるケース。
「お前使えねぇな」
「明日から来なくていいわ」
「殺すぞ、お前」
こんな料理人あるあるな台詞は、立派なパワハラです。
怪我をしたり心を病んだりするなど重大なハラスメントの場合、会社は加害者をクビにすることもあります。
本来なら、ハラスメントはそれだけ重大な問題なんです。料理人の多くは「料理人に暴力や暴言は付きもの」と思っているかもしれませんが…!
退職代行サービスを使うことは、クビの対象にはなりません。
あなたがごく普通に働いていれば、パワハラをしている側が圧倒的に不利。「訴えるぞ」はただの脅しです。
もう、パワハラの被害に遭うことも、あなたの人生を無駄にする必要もありません。
ハラスメントするような愚かな生命体に付き合うほど、お人好しになってはいけません。
加害者が 100% 悪いです。
顔を見ずにさっさと辞めて忘れるか、弁護士を入れて慰謝料とって仕返しするか。正しい方法は【耐える】じゃありません。
料理人に向いてる人はこんな人

料理人には、向き不向きがあります。
料理人に向いている人、向いていない人の特徴をまとめたので、参考までに以下の記事を。
わたしが思う「料理人に向いている人」の特徴は以下の4つです。
- 料理が好き過ぎる人
- 料理人としての目標 = 人生の目標である人
- 身体が料理人に適している人
- 理不尽さに耐えられる人
ぶっちゃけ、料理が好きなだけでは、料理人としてやっていくのは難しいです。
誰かに料理を作るのが好きな人は、料理人に向いています。
一方、美味しいものを作ることを追求したい人は研究者なので、料理人には向いていません。
わたしは完全に研究者タイプなので、料理が好きでも料理人には向いていませんでした。
こういう向き不向きを知ることも、自己理解のひとつです。
自己理解すると、最速で幸せに近づけます。
精度の高さはビジネスシーンでも高く評価されています。
無料で今すぐ結果が分かるので、自己理解のはじめの一歩に最適です。
【関連記事】
料理人を辞めたいなら、幸福度が高まる方法を選ぼう

今回は【料理人って厳しいよね、辞めたいよね。で、どうする?】というお話でした。
ざっくりまとめると、料理人を辞めたいならすぐ辞めて OK ということです。
その代わり、同じ苦しみを味わわないために、戦略的に辞めましょう。
戦略的に辞めるには、自己理解ツールを使って原因を洗い出したり、他人の視点を取り入れたりして、失敗ルートから遠ざかるとよいです。
とくに、パワハラやモラハラなどの被害に遭っている人は、秒で辞めましょう。
LINEで無料相談できる退職代行サービスに助けを求めてみてください。
確かに、料理人の仕事はきついです。
ですが、自分の体や心を犠牲にしてまで、耐える必要なんてありません。
それを逃げだというヤツは、脅すしか術がないかわいそうな大人です。
そんな人に人生を奪われないためにも、戦略的かつベストな選択肢で、未来を切り拓きましょう。
おすすめの選択肢
【自己理解ツール】
【おすすめの転職エージェント】