料理人に向いていないので仕事辞める【辛かった】後悔なし

料理人をしていた頃は生きるのが辛くて毎日が苦しかったです。でも、料理人をしていたことも、料理人を辞めたこともまったく後悔していません。

料理人の仕事を辞めたいという苦しい思いを抱えながらここまできてくれたあなた。

毎日毎日 苦しみに耐えなければならず、自分の力ではどうしようもなくて辛くて「どうしたらいいか分からない」と悲しみに暮れているのでは?

あなたの気持ち、痛いほどよく分かります。

わたしも当時はそんなことばかり考えていて、将来になんの希望も持てなかったからです。

今回はわたしが「料理人を辞めたい」とばかり考えていたときのリアルな気持ちを赤裸々にお伝えします。

悩んでいるのはあなただけではありません。

この記事を読み終わった後に、あなたの気持ちが少しでも楽になりますように。

わたしが10年続けた料理人を辞めた理由

わたしにとって「料理人」とは、中学生の頃から決めていた将来の夢でした。

両親にサポートしてもらいつつ夢を叶えて料理人になりましたが、現実は厳しかったです。

わたしが料理人を辞めた理由は3つあります。

  1. マルチタスクに向いていない
  2. 暴力や暴言に耐えられなかった
  3. 一生続けられないと悟った

それぞれ詳しくお話させてください。

 

料理人を辞めた理由1.マルチタスクに向いていない

料理人の仕事は「マルチタスクの鬼」でないと務まりません。

卵を茹でている間ににんじんの皮を剥きながら、次のことを考える。

後10分したらアイスが出来上がるから取り出して冷蔵庫へ。

シェフは肉の切り出しをしているから、野菜を切っとかないとまずいな…!

このように頭も体もフル回転しっぱなしで、これが1日10時間くらい続きます。

フルマラソンを2セットぶっ続けるくらいのしんどさと気の重さです。

もちろん、世の中にはマルチタスクが得意な人もいます。

でも、いくら得意な人でも、こんなに長時間マルチタスクをすることが賢いとは思いません。

以下の本を読むと分かる通り、集中力には限界があるのでクオリティを保つのが難しい。

そしてなにより「苦しい」です。

わたしはマルチタスクに向いていません。

得意 or 不得意もそうですが、シングルタスクをするときの方が幸せを感じます。

幸せを感じないやり方で働かなければいけないのですから、いい結果が出るはずもありません。

 

料理人を辞めた理由2.暴力や暴言に耐えられなかった

いい結果が出なければ、シェフの怒号やコブシが飛んできます。

それに対して「なにクソ!見返してやる」とやる気になれる人が羨ましいです。

わたしは反骨精神を抱くほどの気合も夢も持っていませんでした。

怒鳴られたり殴られたり蹴られたりすれば萎縮し、さらに仕事ができなくなります。

自分が悪いとは分かっていましたが、負のループから逃げ出せるほどのポジティブさも賢さも持っていませんでした。

 

耐えられなかったんです。

自分に対して

  • 死んだ方が世のためだ
  • 今まで生きてこれたのが不思議だな

などといわれるのはまだ耐えられます。

でも「お前がクソなら親もクソだな」「一緒に死ねば?」といわれたときには我慢なりませんでした。

怒りで握りしめた拳が震える、ってマンガでよくあるじゃないですか。

あれはマンガの世界だけじゃなく現実でも起こるんです。

こんな人が平然とのさばっている「飲食業界」というものに疑問を持ちはじめたのは社会人2年目のこと。

 

料理人を辞めた理由3.体を壊し一生続けられないと悟る

料理人をしていたわたしは何度か体を壊しています。

はじめの事件は料理人として働いていた社会人6年目のとき。

ある日、職場で倒れて即クビになりました。

倒れて自力で病院へ行き点滴を受け、なんとか店に電話すると「もう来なくていい」と。

翌月にきちんと給料が振り込まれていただけありがたかったですね。

原因はよく分かりませんが、2ヶ月くらいほとんど眠れていなかったのでそのせいだと思います。

もっと早くに病院へ行って病気だとでも診断されればラクだったのかな、なんて。

 

その後もアルバイトではありましたが、飲食業で働いていました。

高卒で一般教養もない自分が普通の仕事に就けるはずなんてないと思っていましたから。

そして数年経ったあるとき、今度は

  • 坐骨神経痛
  • ぎっくり腰

に見舞われます。

以下の記事では当時のことを詳しく紹介しています。

坐骨神経痛になって2週間も仕事を休んだわたしの経験から、マジメなあなたに「坐骨神経痛になったら休むべきだ」と訴えます。

なぜなら、わたしもあなたと同じように考えて仕事へ行った結果、余計に症状が悪化して、休養が長引いたからです。

引用:「坐骨神経痛なら仕事を休め」20代で寝たきり、2週間仕事を休んだ体験談

その前までは、なんとか飲食にしがみつきたいというプライドがありました。

しかし、ぎっくり腰と坐骨神経痛によって「もういいや」とそのプライドもなくなります。

「自分は飲食業に縁がない人間だったんだ」とようやく気づいたんです。

世の中には80歳になっても元気で厨房に立っている人だっていますよね。

でも、自分はそうじゃない。

だったら、別の生きる道を探さなきゃと思って、飲食業から足を洗うことを決めました。

 

自信を持って「料理が好き」と言えなくなった

料理人を続ける中では、学ぶこともいいこともたくさんありました。

クビにされた後、社会人6年目ではじめて持った同僚や先輩にはとても恵まれ、仕事が楽しいとさえ思えるくらいに。

でも、トータルで見ると辛いことの方が多くて、自分が料理が好きなのかさえ分からなくなっていました。

やっている仕事に自信が持てない。

料理が好きかどうかさえ自信がない。

自分に自信が持てないって、こんなにも辛く苦しいものなのかと思いましたね。

とにかく自分が大っっっ嫌いで仕方がありませんでした。

 

人生を楽しく自分らしく生きたい

苦しみながら考えたことといえば「自分らしく生きたい」ということでした。

そして、それを実現するためには仕事でそこそこ成果を上げる必要があることに気づきます。

仕事 = 手っ取り早く幸せに近づくためのツール」だと考えるようになったからです。

 

仕事とは手っ取り早く幸せに近づくためのツール

仕事って、わたしたちの人生の70%くらいを占めていますよね。

生活費を稼ぐのはもちろん、社会に属して誰かに必要とされたり認めてもらったり。

大変なことも多いけれど、きちんとやった分の見返りは人間を簡単にハッピーにしてくれます。

それは承認欲求であったり所属欲求であったり、人間の本能に根付くものです。

 

人生の大部分を占める「仕事」がうまくいっていなければ、当然ながら幸せを感じることはできません。

逆を言えば、人生の大部分を占める仕事がうまくいけば、わりと楽に人生がハッピーになるということです。

もちろん「仕事で成功する = 幸せ」ではありません。

わたしは「仕事で成功する = 幸せに限りなく近づく」だと思っています。

 

【仕事で成功 = 幸せに近づく】あなたはどうする?

つまり、少しでも人生をよくしたいのなら、成功できる仕事を選ぶのが近道だというです。

大きな成功はできなくても、そこそこ満足できる結果が出る仕事で十分だと思います。

わたしにとっては、料理人はそういう仕事ではありませんでした。

ほかの仕事をしたほうが今より楽に幸せに近づけると確信し、わたしは料理人を辞める決断をします。

そして今はフリーランスという姿で、なりたい自分と理想の幸せを実現させる方法を探しているんです。

 

料理人だったこと、料理人を辞めたことを後悔している?

他人から見ればわたしは「負け犬」で、後悔しまくりの未練タラタラだと思われてもおかしくありません。

しかし、わたしは

  • 料理人をしていたこと
  • 10年 料理人を続けたこと
  • 料理人を辞めたこと

いずれもまったく後悔していません。

今では負け犬な自分も認められるようになり、愛してあげられているからです。

家族や友達、恋人からいくら愛されていようと、自分で自分を愛せないことほど悲しく辛いことはありません。

自分のことが大嫌いで仕方なかったときの気持ちを考えると、もう二度と自分をキライにはなれないです。

辛く苦しい思いをしながら生きるよりも、自分はダメなんだと潔く認める方がいい。

それだけでこんなにも人生が楽に、生きやすくなるとは。

自分を苦しめて不幸にするだけのプライドなんてクソですよ。

そんなものはとっとと捨てて、自分の人生を自分のために生きましょう。

 

自分の気持ちに正直になった方が人生は後悔しない

どんな決論でもいいから、自分の気持ちにきちんと向き合うことが大切です。

ちょっと失敗したり思っていた結果とは違っていても、自分が納得しているのだから後悔はしません。

納得して選んだ道なら自信を持って歩けるし、自分らしくいられます。

誰かから見たらしょぼい道でも、自分らしくいられることの心地よさといったら…

これほど自由を感じられて満ち足りた気分になれるなんて驚きですよ。

自分の人生は、自分で決めて歩くもの。

誰かが敷いたレールの上を歩くのではなく、自分で見つけたレールを歩きませんか?

 

 

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