田舎フリーランス養成講座で大事にして欲しいたったひとつのこと

8月いっぱいを千葉県の金谷という場所で過ごした元フレンチ料理人のcarlyです。

千葉県の金谷といえば、ネット界隈では有名な「まるも」、「田舎フリーランス養成講座」の聖地です。

わたしはつい先日まで田舎フリーランス養成講座の10期生として、金谷で生活していました。

 

「一ヶ月はあっという間だよ」とはっぱをかけられたのにも関わらず余裕ぶっていたら、マジであっという間に一ヶ月が過ぎていってしまいました。

こんな感じで残りの人生も過ぎていくんだろうな・・・・・・・

 

ってことで今回は、田舎フリーランス養成講座(以下 いなフリ)に参加しようかどうか迷っている人・いなフリに参加することが決まっている人に向けて、

「どうすればいなフリを最高のかたちで終えることができるのか」を偉そうにアドバイスしようかなと思っています。

興味のあることならなんでも挑戦しよう

金谷(かなや)の「まるも」で過ごす一ヶ月は、とても自由です。

事前の調査でブログ・ライティング・デザインなど、基本的な知識は仕入れることができると分かっていたので、現地ではいろんなことをやってみて、自分に合うものを見つけようと思っていました。

その過程で結局はブログに落ち着くんだろうなぁと思っていた矢先、フリーライターとしての道を歩み始めているわたし。

[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”1carly.jpg” name=”心の声”] 人生、やってみないと分からないことだらけだな・・・[/speech_bubble]

 

挑戦して失敗してもいい。その先でしか得られない景色を見よ

あなたは今、もしかしたら「アフィリエイトしか生きる道はない!不労所得、命!」と思っているかもしれません。

でも一回でいいから、クラウドソーシングで自分の実力を時給に換算する体験をしてみてほしいし、雑記ブログでとことん自分の意見を述べてみてほしい。

「全然向いてねぇわ、マジで」ってそこで一生の別れを告げてもいいんです。

 

ただ、やってみたうえで自分に向いているか・向いていないかを知っておくことで、自分が何に注力すべきかが自然と見えるようになるのがポイントなんですよね。

そこでつまずいても助けを求めたり、どうやったらうまくいくか質問できるのが、あなたが「まるも」にいる特権なんです。

講師陣は常に忙しくしているから声をかけづらいかもしれないけど、聞けばちゃんと時間をとってくれるくらいには当たり前に優しいですよ。

 

直接行く勇気がなかったらチャットワークでどんな質問をしたいかを投げておけば、講師が時間のあるときに声をかけてきてくれます。

ここで過ごす間でいかに疑問点をなくせるかが、いなフリ期間を終えた後の成長に大きく関わってくるはず。

それだけ色んな経験をしてきた人が「まるも」にはいるんですよね。

だから「講師陣や先住民の知識・経験をとことん横領してやる!」くらいの気合いでいっちゃってください!(責任はとりませんw)

自分の強み、自分がどんな人間なのかを知ろう

ここで得られるのは、ブログをうまく書く技術、SEO知識、デザインのやり方やアフィリエイトで売上を伸ばす方法だけじゃありません。

講師陣や先住民たちとの知識・経験の共有で得られる情報はもちろん、ほかの受講生との会話も大事にしてほしいです。

 

わたしの同期の受講生の中にも、会社勤めがイヤ、ブラック企業にヤられたという人が少なくなかったし、わたしもその一員でした。

自分の考えや行動を笑うやつはいないし、「これをやってみたいんだ」というと真正面から応援してくれるし、「コレもやってみたら面白くない?」と新たな気づきを与えてくれる人がゴロゴロ転がっています。

 

ここで過ごしていると、こういった社会不適合的な考え方が当たり前になっていきます。

それはもう思わず地元の友達に「ブログ更新した?」って聞いちゃうくらいの刷り込み。

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”1carly.jpg” name=”心の声”] やべーやべー、全人類がブログをやっているくらいの錯覚に陥ってる… [/speech_bubble]

海外へ行きたいといえば「逃げだ」とディスられ、仕事が辛いといえば「甘ったれ、クズ」と言われたわたしを認めてくれる人たちがいます。

それは他の受講生も同じで、そういった辛い思いをしたうえでここに来ている人が多い。

だからこそやりたいこと・可能性のあることに対して、自分・他人関係なくマジになれる。

 

自分のことを客観的に見るのって思った以上に難しいことで、そういった新たな気付きはここにこなかったら得られなかったものでしたね。

ここで色んなバックグラウンドを持った人と話して、自分がどういった人間なのか、どんなことが得意なのか、どんな性質をもっているのか、自分のクズさを知ることができたのが一番の収穫だと思っています。

それがわたしにとっては「フリーライター」という姿で現れたってことかな、と思うんです。

 

自分を受け入れ、他人を受け入れる = 可能性

そういった体験をしてみると色んなものの見方が変わって、自分のことだけじゃなくて他人のことも受け入れられるようになりました。

「この人と合わないな」「なんでこの人はいつも理解できないことを言うんだろう」って体験は誰にでもあるはずです。

それが自分とその人の才能が合わない(脳内の思考回路フィルターが異なる)という分かりやすい例で、それが互いの育った環境や思考回路をつくりあげる過程が違っていたという考えに至るんですよね。

このことはまさに「自分の持っていないものを持っている人」を見つけるにあたってとても重要になってきます。

自分の強みを活かして最大のパフォーマンスをすることで満足するって、きっと永遠にひとりではできないことなんじゃないかと感じましたね。

 

引用:自分を好きになる才能を見つけるための一冊より一部抜粋

「いなフリ」に出会った人はすでに、「会社辞めたい」と言って辞めないヤツより一歩進んだステージに登っているばすなんです。

だからこそもうワンステージ上がって自分の強みを知って、それを最も活かせるステージを築いてほしい。

生きていく上で自分が最も幸せを感じる方向に進んでほしいです。

 

自分を押し殺して他人に合わせる必要なんてもうどこにもないし、やりたくない(向いていない)ものはそれが得意な人に任せればいい。

それってけっこう面白いアイデアが生まれるものなんですよね。 本当にいろんな可能性に溢れているんです。

そうすれば自分もハッピー、他人もハッピーじゃない? なんで今まで気づかなかったんだろうって思いますよ、マジで。

ここにいる人と話すことでしか得られないもの

「まるも」にいる人たちと話すことでしか得られないものが、「自分を知る」ということです。

自分のフィルターを通して見えてる世界は他人には見えないように、他人から見えている自分像は自分には見えないものなんです。

 

コミュ障で死にかけてた過去があるわたしでさえ「人と話そうぜ!」って推奨するくらい、ここで人と話すことで得られるものが大きい。

わたしはクラウドソーシングをやりまくることに体力をほとんど使っていましたが、ぶっちゃけそれって、いなフリ終了後でもできることなんですよね。

自分の限界や今の実力を知れたり、自分の書いた文章をフィードバックしてもらえたりしたことは、間違いなく有益なものでした。

 

でも最終的にフリーランスとして生き残っていくには、自分のことをよく知って、その強みを最大限に活かす方法を見つけなければなりません。

一生懸命に目の前の課題をクリアするのも大事だけど、ここでしかできないこと・得られないことってなんだろうって考えてみてください。

わたしはあのとき、ライティングよりもっと価値があったのが人との対話なんじゃないかなと、いま思っているところです。

 

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