フリーライターの carly です。
- フリーライターになるには特別な能力が必要
- 未経験でライターなんて稼げないでしょ
と思っていませんか?
少なくとも数ヶ月前のわたしはそう思っていました。
しかし、わたしはまったくの未経験からライター業のみで月15万円を達成。
ライターを始めてからたった2ヶ月、特別なスキルなど持っていませんでした。
今回はそんなわたしの
- わたしがどのように仕事をしていたか
- どのようにスキルを身につけたか
という経験をシェアします。
こちらの記事を読んでいただければ、ライターで稼ぐことはそんなに難しいことではないとイメージしてもらえるはずです。
それでは早速はじめましょう!
ライティングスキルは紹介しません

まず初めに注意点です。
今回の記事では「ライティングスキル」については触れません。
いい文章を書くためのライティングスキルを知りたいなら、
- ライティング界で有名な方
- もっと高い単価で執筆している方
を参考にした方がいいからです。
ここでのわたしの役目は「ライターになるのは難しくない!こんなわたしでも出来たのだから、あなたにもきっとできるよ!」と伝えること。
なので「なんだ… 」とガッカリした方はここでそっとブラウザを閉じてください。
悲しいですが…
ということで、わたしの考えに共感してくださるあなたになら、きっと役に立つはずです。
自分がライターになりたての頃に知りたかったこと
わたしがライターになりたての頃に一番知りたかったのは
- うまい文章の書き方
- 仕事のとり方
- 単価を上げる方法
- 効率よく仕事をこなす方法
ではありませんでした。
わたしが知りたかったのは『どのような仕事をどれくらいの時間やっているか』です。
例えば「月10万円達成しました!」でも、
- 1日10時間 週6日
- 1日8時間 週5日
ではだいぶ価値が違います。
同じ金額を稼ぐのなら2の方が絶対いいですよね。
わたしにとってはココがなにより大切なポイントでした。
必要な分だけ稼げればとりあえずOK
誰にだってお金は必要ですし、わたしだってお金は好きです。
稼げるなら稼いだ方がいいし、やればやるだけ対価がお金として返ってくるのがライターの魅力でもあります。
でも、わたしは稼ぐことよりも、自分らしく生きることを優先したいです。
自分らしく生きるためにはお金は必要ですが、そのためだけに労働はしたくありません。
ライターの場合はまったくの初心者でどんなに不器用な人でも、1日15時間を週7日やれば月10万円は達成できます。
文字単価0.5円だとすると、7000字書いて3,500円 × 30日でだいたい月10万円、という計算です。
慣れないころは1000字書くのに2時間かかることもあります。
つまり3,500円稼ぐのに14時間かかるってことです。
しかし、それは『ただの労働』で、意味がありません。
わたしにとっては『飲食の仕事よりも短い時間で同じ給料を稼ぐこと』がなにより重要でした。
料理人のときのスペックは1日15時間 週6日 働いて月15万円。
これを下回るなら今までの経験を捨て、リスクを買ってまでライターになる意味はありません。
「こんなんじゃ料理人の方がマシだったよ… 」と嘆くことだけはなんとしても避けたかった。
そのため、わたしにとって何より大切だったのは『どれくらいの労働でどれくらいの金額を稼いでいるのか』という具体的な数字だったんです。
「未経験&スキルなしでもライターで食っていける」と伝えたい
ということで、今回はライティングスキルや仕事の獲得方法ではなく、
- 1日どれくらいの時間ライティングをしているか
- その結果どれだけ稼いだのか
について、わたしの経験をシェアします。
この労働目安は、未経験でライターを始める人にとって安心になるはずです。
ライター未経験で右も左もわかならい状態では「自分でもできそう」だと感じるハードルの低さは大切だと思います。

ライターで月15万円稼ぐための労働時間と仕事内容

今のわたしが月にライター業で15万円稼ぐために働く時間は1日約6時間です。
そのうちがっつりライティングしている時間は4~5時間ほど。
そこに
- 調査や構成、見出し作り
- クライアントとのやりとり
- スケジューリング
などの時間が入って1日の労働時間は6時間くらいになります。
【ライターの案件】文字単価は最低でも1円
今やっている仕事の案件はすべて文字単価1円以上です。
文字単価1円で3,000字を2時間で書いた場合、時給は1,500円になります。
時給1,500円で1日6時間の労働だとすると【1,500×6=9,000】なので、日給は9,000円です。
月に20日働いたとしたら、1ヶ月の収入は180,000円となりますね。
これは単純計算なので、いつも18万を超えるとは限りません。
調査に時間がかかったり思ったように筆が進まなかったり、気分が優れなかったりするときもありますからね。
自分の中で「これくらい働けばこれくらい稼げる」というのを把握しておくことはめちゃくちゃ大切です。
クライアント様は継続+テンポラリーで10件くらい
わたしが仕事を見つけているのは、基本的にクラウドソーシング経由です。
ありがたいことに現在は毎月7件のクライアント様と継続してお仕事させてもらっています。
ただ、
- 毎月の依頼数が一定ではないクライアント様
- 依頼がある月とない月があるクライアント様
など報酬がバラつくので、自分で新しい仕事を探すことも。
こういったスケジュールや収入の管理もフリーランスの仕事です。
今は1日にだいたい2~3記事を執筆しています。
文字数でいうと6,000~8,000字くらいですね。
気持ち的にも金銭的にも、1日に後2,000字は書けるようになると強いな~と思っています。
体力的にも時間的にも書けないことはないのですが、集中して納得できる原稿が書けるのが今くらいの調子です。
こんな感じで、自分のリズムや体調に合わせて仕事を組めるところが気に入っています。
会社員だとこうはいきませんからね。
イケるときは波に乗ってどこまでも行き、ダメなときはすっぱり休んで英気を養う。
向き不向きはありますが、自分にはフリーランスの働きが合っているようです。
【フリーライターの仕事術】便利な機能やスケジュール管理

わたしがライターの仕事をするときに欠かせないのが
の3つです。
これらはすべて無料ですし、グーグルのアカウントがあれば一瞬で使えるようになります。
【1.Toggleで時間を計る】作業時間を可視化する
作業するときはどんなことでも常にToggleを使って時間を計測します。
Toggleを使うことで計測された時間がストックされていき、1日または1週間のうち
- 執筆にかけている時間
- 調査にかかる時間
- ブログにかけている時間
- メールを確認している時間
- クライアントとのやりとりの時間
などをすべて把握できるのがメリットです。
これらの時間を把握するとすぐに自分の時給が分かりますし、作業効率が悪そうなパートを洗い出すこともできます。
記録していくことで自分の成長具合も分かりやすくなりますしね!
わたしの場合、はじめた当初は1時間に1,000字書くのがやっとでしたが
- 3ヶ月みっちりライターをやったら1時間に2,000字
- 得意なテーマや調子がいいときは1時間に2,500字くらい
書けるようになりました。
パソコンなので、書くというより「タイピング」ですが…
慣れれば早くなるので、タイピングのスピードに関してはあまり気にしていません。
『早く書く』ために大事なのは、タイピングの早さよりも構成や調査ですね。
このあたりは以下のような本で勉強しました。
おすすめのライティング本は別の記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【2.グーグルカレンダーひとつで予定をすべて管理】手帳なし
仕事とプライベートの予定はすべてグーグルカレンダーのみで管理しています。
参考までに、わたしのある1週間のグーグルカレンダーをご覧ください。

- 執筆・・・黄色
- 雑務1・・・ピンク
- 雑務2・・・緑
- ブログ・・・紫
- プライベート・・・オレンジ
という感じで色分けしながら予定をどんどん組み込んでいます。
グーグルカレンダーはまるでパズルのように予定をサクサク組み替えられるのが便利です。
Gメールと自動で連動するので、ホテルや飛行機などの予定も自動でブッキングされます。
スマホとパソコンで共有すればいいので、手帳は使わなくなりましたね。
このスケジュール管理法は以下の記事を参考にしています。
「自分は意識高い系じゃないからムリかな… 」と思っていましたが、やってみると自分でもできることはたくさんありました。
フリーでも会社員でも関係なく学べることが多いので、ぜひ読んでみてください🌟
【3.グーグルドキュメントで執筆】wordソフトがなくてもOK
- 執筆する
- 構成と見出し作成
執筆に直結する作業のほとんどはグーグルドキュメントで行います。
グーグルドキュメントはグーグルが提供する『執筆ソフトのword』のようなものです。
誰でも無料で、ブラウザ上で使えます。
イメージはこんな感じ。

上から使用した順にドキュメントが並び、ほぼ無限でデータを保管できます。
ドキュメントは
- word形式で納品
- URLでサクッと共有
- PDFでダウンロード
などができるので、wordソフトを持っていない人でもスムーズに執筆から納品までできますよ。
ちなみにExcelはグーグルスプレッドシートで代用OKです。
わたしはスプレッドシートをブログ案や案件の整理に使っています。
未経験ならクラウドソーシングで始めよう

まったくの未経験からライターをはじめる方法は色々あります。
一番ハードルが低く誰でもわりと稼ぎやすいのがクラウドソーシングです。
とはいってもクラウドソーシングにも色々ありますが、とりあえずは
を使ってライターという仕事に慣れましょう。
クラウドソーシングについては以下の記事を読んでみてください。
ランサーズとクラウドワークスはどちらも日本トップクラスのクラウドソーシングサイト。
案件が豊富なので、単価が高い案件やあなたがやりたいと思える仕事が必ず見つかります。
はじめはランサーズとクラウドワークス両方を使ってみて
- 自分が使いやすいサイト
- いいクライアント様が見つかったサイト
をメインに使っていくとよいでしょう。
わたしは現在クラウドワークスをメインに使っていますが、最近では『サグーワークス』にチャレンジしています。
サグーワークスもクラウドソーシング界ではかなり有名なサイトなので、チェックしておいて損はありません。
とくにサグーワークス独自の【プラチナライター】という制度がおすすめです!
プラチナライターとは、テストを受けて合格した人にだけ与えられる称号。
晴れてプラチナライターになれると、かなりの確率で文字単価1円以上の案件をゲットできます。
例えテストに落ちてしまっても、
- 評価が下がる
- 報酬が下がる
- 落ちたことがクライアントに知られる
などのペナルティはありません。
落ちても繰り返し受けられるし、フィードバックも受けられます。
受験は無料なので損はありません。
「受かったらラッキー」くらいに力を抜いてチャレンジしてみましょう!
各クラウドソーシングには以下のリンクから登録できます👇
未経験からライターになったきっかけ

わたしは料理人から、まったく畑違いのライターになりました。
ずっと会社で働くことに疑問を感じてはいましたが、具体的な行動を起こせないまま10年。
「生きるなら会社に属して苦しい思いをして働かなければならない」と思っていたからです。
でも、一歩外に出てみたら、そんな考えは間違いでした。
料理人を一生続けていくことはムリだと思ったことをきっかけに『ブログ』に出会い、続いて『田舎フリーランス養成講座』に出会います。
それが大きな転機だったんですね。
今までずっと敷かれたレールの上を歩いてきただけの自分が、こんな一大決心をできたのも『田舎フリーランス養成講座』のおかげ。
田舎フリーランス養成講座の体験談は、以下の記事に詳しくまとめておきました😉
田舎フリーランス養成講座をひと言であらわすと「田舎に体験移住しながらフリーランスになるためのスキルを身につけよう」というプログラムのこと。
田舎フリーランス養成講座に参加せず、なにもかもすべてをゼロから始めていたとしたら…
きっと今頃は月に2万くらいしか稼げなくて冷や汗びっしょりだったと思います。
そしたら長年の夢だったイギリスへのワーホリはもちろん、ヨーロッパ周遊旅行にも行けなかったでしょう。
- 自分を変えたい
- 今を変えたい
- もっと自分らしく生きたい
と思ってはいても、周りに同じように考えて行動している人がいない。
どんなに一人が好きな人でも、完全なる孤独ではムリです。
人は人と関わることで生きていることを実感する生き物ですからね。
田舎フリーランス養成講座に参加していなかったら、フリーライターという働き方にすら辿り着けなかったでしょう。

細々と一人暮らしするくらいなら無理せず稼げる

今回は『フリーライターとして月収15万円達成するための労働』についてシェアしました。
まとめると以下のようになります。
- 1日およそ5~6時間、週5~6日の労働
- 執筆時間は4時間くらい
- 1日に6,000~8,000字くらい書く
- 仕事はクラウドソーシングで取る
こう考えると、未経験で特別なスキルがない状態から始めても、ライターで稼ぐことはそんなに難しくないと思いませんか?
実際ハードルは高くないし、わたしは月15万円くらいなら誰でも稼げると思っています。
わたしが出来たんだから、あなたに出来ないはずがありません。
あなたもまずは
などでライターという仕事がどんなもんなのか、試してみましょう。
色々考えるのはやってみてから。
やってみて初めてスタートラインですからね!
あなたが望む人生を手に入れることを、陰ながら応援していますよ!
[…] 引用元:CARLYGRAPH (最終ログイン:2018/7/7) […]
はじめまして!
ウェブライターに興味があり徘徊していて
たどり着きました。
人生観にとても共感する部分があり、
大変興味深く読ませて頂きました。
今後も参考にさせて頂きたいと思っております。
大変良い記事を書いて頂きありがとうございます。
はこさん はじめまして。
記事を読んでいただきコメントまでしていただけるとは大変嬉しいです。
ありがとうございます!
そう言っていただけるのがブログを続ける励みであり楽しみでもあります。
よろしければまたお立ち寄りくださいね~!
こんにちは!
梅沢と申します。
最新記事の苦手は克服しなくてよいという記事を拝見し、とても共感しました。
わたしは今フリーのライター(まだはじめて10か月ですが)ですが、以前は会社員でした。
昔から人づきあいが大の苦手で、会社の人間関係が本当に苦痛でした・・・
最近主人から言われたのですが、恐らくHSPという体質だと思います。
1人で過ごすのが大好きだしライターの仕事をやって初めてストレスを感じず働くことができています!
思えば会社員時代は「人づきあいを頑張る」など無理ばかりして心身の調子を悪くしていました。
あの時会社員以外にも別の道があることを知っていればよかったなぁと今は思っています。
梅沢さん
はじめまして、カーリーです。
記事を読んでいただき、コメントしてくださり、誠にありがとうございます!
わたしたちは境遇がとても似ていますね。わたしもHSPですよ(^^)
梅沢さんが自分らしさを取り戻せて、本当に良かったと思います。
これからも、過去の自分と同じような境遇の人を救えるようなブログを書き続けられるよう、努力していきます。