こんな声に答えます。
ミニマリストのカーリーです。
「人生に飽きた」って、どうすればいいんでしょう? 楽しくないことを楽しめと言われても、無理ゲーですよね…
ということで、今回は
- 人生に飽きたと感じる理由
- 人生に飽きたらどうすればいいのか
という内容をお伝えします。
わたしが人生に飽きたと思っていたのは、20代の半ばです。
どうせ死ぬのに、こんなつらい思いして、人間ってつまらないなと思っていました。
でも、今はそんなこと思いません。
「人生に飽きた」を乗り越え、面白く生きるコツを身につけたので、伝授します。
世の中のおもしろさを知らずに生きるのは、もったいないです。なので、毎日つまらんなと思う方は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
人生に飽きた【20代の自分】すべてを知った気になるな

20代の頃、人生に飽きたと思っていました。
特別な才能があるわけでもないし、誰からも必要とされていない平均値な自分が、イヤでイヤで仕方なかったです。
でも、今考えれば、ただの思い上がりでした。「人生に飽きたって、何様?」って感じです。
当時の自分に、こう言いいます。
「お前は、この世のことをなにも知らない。そんな狭い世界しか知らなくて、人生に飽きただなんて、なんと可哀想なヤツだな。」
人生に飽きたままは、しんどい
人生に飽きたまま生きることは、ぶっちゃけ、しんどいです。
やる気が起きなくて、やりたいことや好きなことも分からない。働く意味が分からないので、仕事に行くのがめっちゃしんどいです。
意識高い系でいようとか、キラキラ系でいようとか、そんなこと思っていなくても、ただ前向きでいられないことの辛さといったら…
病気でも貧困でもないのに、恵まれた環境にいながら満たされない状態が続くと、自分を責めることしかできなくなります。
これはシンプルに苦しいです。
外の世界には面白いことしかない
「人生に飽きた」を抜け出した今、外の世界には面白いことしかないと思っています。どうして、この面白さに気づかなかったのか。
本当に、ただの思い上がりでした。
外の世界とは、自分のこれまでの人生の外側にあります。
例えば、わたしは高卒のため、大学というものに興味津々です。アメリカやブラジルには未到達なので、いつか行ってみたいなとも思う。
もっと哲学的なことをいえば、人間が生まれてきた意味とはなにか、死とはなにか、宇宙の端っこはどこにあるんだろうとか…
知らないことを知るのは、とても面白いです。
そもそも人間は、知的好奇心を満たすことで進化し、繁栄してきましたからね。宗教や科学なんかが典型例です。
こういう「知的好奇心を満たす面白さ」を知らないのは、人生損してるなと思います。
「人生に飽きた」わりと当たり前のことです

とはいえ「人生に飽きた」は、わりと当たり前です。
人間であれば誰でも飽きるので、「人生に飽きた」は人間である証ともいえます。
「飽きる」とは、刺激が少なくなること=慣れ
「飽きる」は、刺激が少なくなること。
つまり「慣れ」です。
辞書で調べると「飽きる」とは、嫌になって続ける気がなくなること、満ち足りてこれ以上いらなくなること、とあります。「飽きる」の反対語は「飢える」や「凝る」です。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」という本では、飽きが人にモノを買わせる、と述べています。
人間は刺激に慣れるので、慣れてなくなった刺激を埋めるために、またモノを買う。
身の回りのものに慣れ、刺激が少なくなると、飽きが生じます。「慣れ」という適応能力のせいで、飽きてしまうんですね。
飽きる暇があることは、幸せです
人であれば誰でも飽きますが「人生に飽きる」は幸せな証拠です。
「飽きる暇」があるんですから。
世の中には、飽きる以前にその日を生きることで精一杯の人が、たくさんいます。食べ物を乞うたり、ゴミ山でスクラップを集めたり、飲み水を汲むのに1日を費やしたり…
わたしたちだってそう。
「飽きる」は、仕事があってそこそこの給料がもらえて、友達や家族もいて、プライベートが守れる部屋があるからこその感覚です。
予測可能な範囲で生きる以上、飽きない方がどうかしてます。
「人生に飽きた」は、今の暮らしが安定していて余裕があり、満たされている証拠です。
人生に飽きたら、この世について勉強しよう

「人生に飽きた」ら、勉強しましょう。
あなたが知っている世界は、本当の世界の1割にも満たないです。
勉強して世界のことを知れば知るほど、飽きる暇などないくらいに、生きることが面白くなってきます。
読書をする
手っ取り早いのは読書です。読書をすると、誰かが時間とお金をかけた経験や思考を、数時間でゲットできます。
誰かの人生を数千円で自分の脳にインストールできると考えたら、超オトクですよね。
今までに読書と縁がなかった人には、ホリエモンの本をおすすめします。ホリエモンの本はしゃべり口調で書かれているので、サラッと読めます。
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ちなみに、kindle Unlimitedに少しでも気になる本があったら、今読んだほうがいいです。
読みたい本が数時間後にkindle Unlimitedの対象から外れ、有料になる可能性があるので…
冗談抜きで、わたしも経験しました…
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ブログやTwitterなどで発信活動する
情報を発信すると、思考が深まります。
情報をインプットするだけだとすぐに忘れますが、誰かに伝えようとすると自分で言葉を練るので、記憶に定着しやすいです。
レアな情報や新しい知識も入ってきます。
例えば「ぎっくり腰で寝ています」とつぶやくだけで、どう処置したら痛みが和らぐとか、何科に行けばいいとか、みんなが教えてくれますからね。
情報を発信するたび、新しい情報が入ってきて、世界が広がっていきます。
旅に出て、違う世界を知る
観光や旅行ではなく、現地のリアルに触れられる「旅」がおすすめです。
観光はつくりものなので、刺激はあっても学びは少ないと思います。
大切なのは、フィルターを増やすことです。
世界を眺めるフィルターを自分の中に増やすことで、物事をいろんな方向から考えられるようになります。
それが、生きる楽しさに気づくことです。
世界の人々がどんなことを考えて生きているのかを肌で感じ、日本の常識が世界の常識ではないことを経験すると、人生が変わります。
飽き性な人こそ人生に飽きない

飽き性な人こそ、人生に飽きることはないと思います。
前述のとおり、世の中には知らないことばかりですから。
知的好奇心を満たすことは、人間の本能でもありますしね。
次から次へと新しいことに食いつく飽き性な人、マルチポテンシャライトな人こそ、人生やりたいことだらけなはず。
「飽きる」は恵まれた証拠なので、悪いことではありません。
【 ✓ 参考図書 】
「人生に飽きた」は 贅沢【知らない世界を知ろう】

今回は、人生に飽きたと思っていた20代の自分に向けて【人生に飽きるのは、幸せな証拠です。もっと勉強して、世界を広げなさい】という話をしました。
大切なことなので、繰り返します。
「人生に飽きた」は、恵まれている証拠です。世の中には、飽きる以前に安定した暮らしすらない人たちが、たくさんいます。
いくら救いようがなくても、日本に生まれただけでもすでに幸せです。
そのことを忘れず、生きてください。