【ロンドンの最強クリームティー】10軒食べ歩いた元料理人が決める

元フレンチ料理人がロンドンのクリームティーを食べ歩き!10軒のレビューとおすすめの絶品クリームティーを紹介します。

イギリスでしか味わえない魅惑のおやつ「クリームティー」。

ロンドンにはクリームティーを食べられるお店が無数にある反面、

  • お店がありすぎてどこが本当においしいのか
  • おいしいと言われているお店は本当においしいのか

など、とてもじゃないですが選びきれません…

「飯がまずい国イギリス」とはいえ、せっかくのロンドン滞在。

食べ物で失敗したくありませんよね。

そこで今回は、元フレンチ料理人のわたしがロンドンのクリームティーを10軒食べ歩き、TOP3を決めたいと思います。

この記事を読んで絶品クリームティーを味わい、ロンドン滞在を一生忘れられない最高の思い出にしましょう!

クリームティーとは?超簡易版のアフタヌーンティー

クリームティーとは

  • 紅茶
  • スコーン
  • ジャム
  • クロテッドクリーム

のセットを指します。

本場のスコーンを味わうならアフタヌーンティーもありですが、量が多かったり一人では行きづらかったりするのが難点。

クリームティーなら予約なしで一人でもフラッと手頃な値段で、スタバに行く感覚で気軽に楽しめます。

「クリームティー = サンドイッチとケーキなしのアフタヌーンティー」と思ってください。

お家にいながら本場のアフタヌーンティー気分が味わえるおすすめの本はこちら!

 

クリームティーのおいしい食べ方

カジュアルに楽しめるクリームティーには、以下のような基本的な作法があります。

  1. ナイフでスコーンを横半分に切る
  2. 断面にクロテッドクリームとジャムを塗る
  3. おいしくいただく

紅茶にはミルクをたっぷり、砂糖も入れるのがイギリス人流です。

作法といっても、ルールに厳しく従う必要はありません。

周りの人を不快にさせない程度にマナーを守れば、おいしく自由に食べるのが正義です。

 

クロテッドクリームは先に塗る?後から塗る?

クロテッドクリームを

  • 先に塗る(デヴォン州のスタイル)
  • 後に塗る(コーンウォール州のスタイル)

で好みが分かれるようですが、わたしは気分によって変えます。

スコーンが温かい場合、料理人的にはクリームを後に塗ることをおすすめします。

熱でクロテッドクリームが溶けてしまうと美味しくなくなるからです。

ジャムとクリームを塗る順番によって味わいがガラッと変わるので、両方チャレンジして好みを見つけてみましょう。

 

【ロンドンのクリームティー10軒】食べ歩きの感想

アフタヌーンティーの影に隠れてしまいがちなクリームティー。

今回はクリームティーだけを目当てに、ロンドンで食べ歩きをしてきました。

まずは10軒分の食べ歩きのレビューをお伝えし、本場のクリームティーがどんなものなのかをイメージしてもらえたらと思います。

  1. ホスト・カフェ
  2. ザ・カフェ・アット・フォイルズ
  3. ウォーターストーン
  4. ベヌーゴ
  5. アーバン・ティールーム
  6. マークス&スペンサー
  7. カフェ・イン・ザ・クリプト
  8. ザ・V&A・ガーデン・カフェ
  9. ティー・アンド・タトル
  10. フォートナム&メイソン

以上の順番でご覧ください。

 

1.ホスト・カフェ(マンションハウス)

教会をカフェとして利用しているロンドンらしいカフェ。

この教会は17世紀のロンドン大火にて消失した後、再建されたものです。

スコーンはプレーンとレーズン入りの2種類があります。

紅茶を合わせると£4.65でした。

ここのスコーンはパサつきが激しく、パンっぽい印象が強いです。

クロテッドクリームといちごジャムで潤わせることでなんとか食べ切れますが、スコーンだけで味わうのは厳しそう…

正直、クリームティーを目当てにわざわざ足を運ぶ必要はないと思います。

  • 教会でカフェするという貴重な体験をしたい
  • セント・ポール大聖堂の近くでカフェを探している

という人にはいいかもしれません。

 

【カフェ・ホストの基本情報】

  • アクセス・・・マンションハウス駅から徒歩1分
  • 営業時間・・・7:30~16:30(金曜のみ16:00)
  • 定休日・・・土曜、日曜

 

2.ザ・カフェ・アット・フォイルズ(レスター・スクウェア)

ロンドンの中心地にある大型書店「FOYLES」の5階にあるカフェです。

ここは休憩や仕事場として利用する人が多く、昼には満席になってしまいます。

午後は席を見つけるのが難しいので、ぜひ午前中に行ってみてください!

カフェ・フォイルズのスコーンはレーズン入りのみ。

お気に入りの生ミントティーとスコーンで£7.25でした。

紅茶はもう少し安いので合計しても£6台に収まるはずです。

 

このカフェはセルフサービス。

クロテッドクリームといちごジャムは、スコーンを取ったときに忘れずゲットしましょう。

ツヤがよく表面がカリッとしていて重めのスコーンです。

見た目のわりには中がしっとりしていて、とてもバランスがいい。

このカフェは食事やスイーツもおいしいので、スコーンもやはり絶品でした!

【ザ・カフェ・アット・フォイルズの基本情報】

  • アクセス・・・トッテナムコートロード駅から徒歩4分
  • 営業時間・・・9:30~20:15(日曜のみ11:30~17:15まで)
  • 定休日・・・なし

 

3.ウォーターストーン ジャーミン・ストリート・カフェ(ピカデリー・サーカス)

「Waterstone」もフォイルズと並ぶロンドンの書店チェーンです。

ピカデリー・サーカスから近い大型店舗のグランドフロアにあるカフェで、クリームティーをいただきました。

グランドフロアは日本でいう1階のことで、イギリスでは「0階」となります。

大通りから入って正面に向かって進むと雑貨コーナーがあり、その中二階がカフェです。

ウォーターストーンには今回紹介するカフェの他に

  • 地下一階のカジュアルなカフェ
  • 地上5階のラグジュアリーなカフェ

2つのカフェがあります。

 

いずれでもクリームティーを楽しめますが、静かで明るく開放的な空間がお気に入りのジャーミン・ストリート・カフェを紹介しますね。

このカフェのクリームティーは£4.80です。

いちごジャムとクロテッドクリーム、バターを添えてくれます。

スコーンは全体的にしっとりずっしり重めでねっとり系のテクスチャー。

ツヤがしっかりあって、いい顔してますね。

粉とバターの香りが引き立って、とてもおいしかったです!

 

【ウォーターストーン ジャーミン・ストリート・カフェの基本情報】

  • アクセス・・・ピカデリー・サーカス駅から徒歩3分
  • 営業時間・・・9:00~20:00(日曜のみ12:00~18:30)
  • 定休日・・・なし

 

4.ベヌーゴ(大英博物館内カフェ)

Benugo はロンドン市内にいくつか店舗があるカフェチェーンです。

スイーツやサンドイッチなどはかなり大ぶりですが、意外とおいしいんですよね。

今回は観光がてら立ち寄れる大英博物館内のベヌーゴでクリームティーをいただきました。

セルフサービスで、大きなレーズン入りスコーンと紅茶で£5.50です。

見た目で分かりますが、かなりガリガリで食べごたえがあります。

少しパサっともさっとしているけど、粉の香りがよくおいしい。

スコーンが大きいのでクロテッドクリームがちょっと少なかったかな…

わたしは焼き菓子なら表面をバシッと焼いてあるのが好きなので、ベヌーゴのスコーンはかなり好みでした!

かなりガリガリなので口の中をケガしないように気をつけてくださいねw

 

【ベヌーゴ 大英博物館内の基本情報】

  • アクセス・・・ホルボーン駅から徒歩4分
  • 営業時間・・・10:00~17:30(金曜のみ20:30まで)
  • 定休日・・・なし

 

5.アーバン・ティールーム(オックスフォード・サーカス)

ロンドンの王室御用達&老舗デパート「リバティ」のすぐ裏にあるアーバン・ティールーム。

本当はリバティのカフェに行く予定だったのですが、満席だったのでこちらへ。

スコーンはプレーンとレーズン入りがあり、紅茶とセットで£5.40です。

軽くトーストして出してくれ、しっとりカリッとのバランスがいいですね。

オイリーですが、バターではないような…

ブリオッシュみたいな感じで、クロテッドクリームといちごジャムの風味が強く感じられます。

フラッと立ち寄れますが、お店が小さく席数が少ないのでなるべく早めの時間帯に行くのがおすすめです。

 

【アーバン・ティールームの基本情報】

  • アクセス・・・オックスフォード・サーカス駅から徒歩5分
  • 営業時間・・・7:30~23:30(土曜は10:00~12:00、日曜は10:00~18:00)
  • 定休日・・・なし

 

6.カフェ マークス&スペンサー(マーブル・アーチ)

イギリスの大手スーパー「マークス&スペンサー」には

  • ヴィクトリアスポンジケーキ
  • バッテンバーグケーキ
  • レモンドゥリズルケーキ

などイギリスの伝統菓子が食べられるセルフサービスのカフェがあります。

オックスフォード・ストリートにも店舗がありますが、席がたくさんあって開放的なマーブル・アーチ店の方が好きです。

小さくて食べやすいサイズのプレーンスコーンはひとつ£1.50。

紅茶とクロテッドクリーム、いちごジャムを合わせて合計£4.75です。

ここのスコーンはふわっふわで軽く、ちょっとモサモサしています。

クリームとジャムで水分を補うとちょうどいいですね。

スイーツだけでなく軽食も食べられるし、電源が使える席もあるので覚えておくと便利かも。

 

【カフェ マークス&スペンサーの基本情報】

  • アクセス・・・マーブル・アーチ駅から徒歩4分
  • 営業時間・・・9:00~21:00(日曜のみ12:00~18:00)
  • 定休日・・・なし

 

7.カフェ・イン・ザ・クリプト(チャリング・クロス)

ナショナル・ギャラリーの向かい側にある教会の地下にあるカフェです。

「クリプト」は「地下聖堂」という意味で、本来ならば聖人や聖職者などの死体を安置する場所として使われます。

そこをカフェとして改装したのが「カフェ・イン・ザ・クリプト」。

床のところどころに墓石が見られ「お墓カフェ」として観光客に人気です。

 

レーズン入りのスコーンと紅茶、いちごジャム、クロテッドクリームで£6.45でした。

セルフサービスのカフェですし、観光客に紛れ込めるので浮きにくく、1人でも入りやすいのがいいですね。

注文すると保温されたスコーンをサーブされ、先のレーンで飲み物を受け取ります。

スコーンはほのかにしっとりふんわり、粉の香りがしっかりしますが、ミックス粉っぽい。

ジャムがゼラチンっぽい、ペクチンっぽ過ぎるのが残念でした。

アクセスがいいので観光の休憩がてら寄るのはありですが、クリームティーを目当てに行くのはあまりおすすめしません。

 

【カフェ・イン・ザ・クリプトの基本情報】

  • アクセス・・・チャリング・クロス駅から徒歩2分
  • 営業時間・・・10:00~20:00(日曜のみ11:00~18:00)
  • 定休日・・・なし

 

8.ザ・V&A・ガーデン・カフェ(V&A博物館)

ロンドンの定番&人気観光スポット「V&A博物館」の中にあるステキなカフェ。

セルフサービスのカフェで、開放的な席がたくさん!

観光客はもちろん、子供連れや高齢者など地元の人の利用も多いです。

 

レーズン入りのスコーンとクロテッドクリーム、いちごジャムで£8.20でした。

設計者がウィリアム・モリスということで、トレーがモリス柄ですね。

表面はほんのりカリッとしていて、ふんわり軽くしっとりしています。

味も大きさも「これぞスコーン!」という感じのスコーンだったので、1個で大満足!

自然史博物館から近いので、ぜひセットで訪れてみてください。

 

【ザ・V&A・ガーデン・カフェの基本情報】

  • アクセス・・・サウス・ケンジントン駅から徒歩5分
  • 営業時間・・・10:00~17:15(金曜のみ21:30まで)
  • 定休日・・・なし

 

9.ティー・アンド・タトル(ホルボーン)

日本人や韓国人の観光客にもよく知られているカフェ「ティー・アンド・タトル」は大英博物館のすぐ目の前です。

1階はギャラリーで、カフェはお店に入ってすぐ右手の階段を降りた地下にあります。

基本的には予約でいっぱいですが、スキマ時間に30分~1時間くらいで利用できることも多いです。

このカフェのクリームティーは£7.50。

紅茶はウーロンやハーブティーを含め10種類以上から選べ、ジャムは

  • ストロベリー&ブラックペッパー
  • ラズベリー&バニラ
  • ダムソン(プラム)

以上の3つから選べるのがいいですね。

わたしはストロベリー&ブラックペッパーを選びましたが、黒胡椒はあまり感じず。

あまりビビりすぎなくても大丈夫そうです。

 

ここのクリームティーの特徴は、クロテッドクリームとジャムがあらかじめスコーンの上に乗せられてサーブされることです。

これはこれでアリなのですが「作り置きなのでは?」と疑ってしまう自分がイヤだ…

味はそこそこおいしいので、大英博物館ついでに行くならアリです!

 

【ティー・アンド・タトルの基本情報】

  • アクセス・・・ホルボーン駅から徒歩5分
  • 営業時間・・・9:00~18:30(土曜は12:00~16:00)
  • 定休日・・・日曜

 

10.ザ・パーラー(フォートナム&メイソン本店内)

紅茶の専門店として観光客に大人気のフォートナム&メイソンでは、お洒落な店内で優雅なティータイムを楽しめます。

わたしが利用したのは、ピカデリーサーカスにある本店。

2階にある(イギリスでいう1階)カフェは比較的カジュアルで、1人でも入りやすいです。

カスタムできるパフェが目玉のようですが、クリームティーやケーキもあります。

小ぶりなプレーンスコーンとレーズン入りスコーン、クロテッドクリーム、いちごジャムの組み合わせです。

今回はプレーンスコーン2つに変えてもらい、紅茶はF&Mのロイヤルブレンドを。

スコーンは軽く温められており、ほろっとしっとり、粉の香りがしっかりしています。

見た目でもはっきり分かりますが、F&Mのクロテッドクリームは黄色みが強いですね。

色は季節やエサにもよりますが、ミルクの香りが豊かでリッチな味わいに悶絶…!

 

このクロテッドクリームは地下一階のフードホールで買えます。

クリームティーの値段は、サービス料を含めて£14.91でした。

お湯を追加してくれたり世間話をしてくれたりと、きちんとしたサービスを受けられて気持ちよかったです。

サービス料をとっているので当たり前ですが…

 

【フォートナム&メイソンの基本情報】

  • アクセス・・・ピカデリー・サーカス駅から徒歩3分
  • 営業時間・・・10:00~20:00(日曜は11:30~18:00)
  • 定休日・・・なし

 

【筆者おすすめのクリームティー】ランキングTOP3

以上で紹介した10軒から、筆者おすすめのクリームティーを3つ厳選します。

選んだのは料理人の知り合いに自信を持っておすすめできるお店ばかりです。

ランキングのTOP3は以下の通りに決めました!

  1. フォートナム&メイソン
  2. ウォーターストーン
  3. V&A博物館

1位のフォートナム&メイソンはサービス料がかかるだけあって、スコーンも紅茶もすべてが完ぺきでした。

ティーポットやカップはブランド物で、欠けたり茶渋がついていたりすることもない。

お土産選びのついでにちょっとしたセレブ気分が味わえます!

 

「F&Mはちょっと高い… 」と思う人には、2位と3位のクリームティーがおすすめです。

スコーンの好みによってランキングが分かれるところですが、

  • ふわふわよりしっとり
  • 表面はカリッと

なスコーンが好きな人にはハマるランキングだと思います!

値段と味、空間、アクセスのよさなどから考えても文句なしです。

紅茶と一緒にゆったりした空間と時間を楽しんでくださいね。

 

クリームティーで気軽にアフタヌーンティー気分を味わおう

クリームティーはアフタヌーンティーほど高くなく、ボリュームも控えめ。

お昼を食べた午後のおやつタイムにぴったりです。

カジュアルなカフェでも提供されているので、一人でも気軽に楽しめるのがいいんですよね。

イギリス人には定番のおやつなので、博物館や美術館でも当たり前に食べられます。

アフタヌーンティーのように何ヶ月も前から予約する必要もありませんしね。

 

ロンドン旅行の計画には以下のガイドブックがおすすめです!

航空券やホテルはなんだかんだで一番安いので、わたしはいつも

利用しています。

以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね!

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