飛行機の乾燥対策【ヨーロッパでも大活躍】就寝用ぬれマスクで風邪予防

飛行機の中の乾燥は尋常じゃない!うっかりしているとすぐに風邪を引いてしまうめちゃくちゃ危険な環境です。風邪を引いたら観光どころじゃありませんよね?

ヨーロッパ好きのcarlyです。

ヨーロッパなど乾燥している国が多いところへ旅行するときに限らず、飛行機の中ってめちゃくちゃ乾燥しますよね?

1~3時間ほどの短時間のフライトならまだしも、8時間とか12時間となったらノドだけでなくお肌もカッピカピです。

うっかりケアをし忘れると風邪を引いて

  • 鼻水がひどくて観光どころじゃない
  • 熱が出てホテルから出られない
  • せきが辛くて寝つけない

なんてことになり、ウン十万というお金と時間をかけてやってきたにも関わらず、せっかくの海外旅行を楽しめなくなってしまいますよね。

 

そこでおすすめなのが「ぬれマスク」です。

これを一袋カバンに忍ばせておけば、飛行機やホテルの乾燥に負けることはありません。

  • 海外旅行
  • 留学
  • ワーホリ
  • 駐在
  • 出張

このような用事で飛行機に乗る人は、風邪で出鼻をくじかないように「ぬれマスク」で乾燥対策・風邪予防をしましょう!

1ヶ月半のヨーロッパ旅行を台無しにした経験

以前、わたしは1ヶ月半ほどヨーロッパを周遊する旅行をしていました。

その最中、1ヶ月半の間に5回も風邪をひいて、滞在をまったく楽しめなかった経験があります。

それもこれも、飛行機の中で乾燥対策をなにもしていなかったからです。

うっかりマスクを買い忘れたわたしは20時間以上も飛行機に乗り、現地に着く頃には見事に熱を出してしまいました。

コペンハーゲンでは丸2日もホステルから出なかったし、プラハへ向かう飛行機の中では高熱でブルブル震えているという有り様。

 

このときほど

  • 乾燥の恐ろしさを身をもって体験したことはなかった
  • 狂っているほどにケアしないと、自分はいとも簡単に風邪を引いてしまう
  • もう二度と風邪など引くものか

と思った瞬間はありませんでした。

(ですが、帰国後また風邪を引くハメに)

 

風邪予防には乾燥対策が一番大切

風邪を引いたことで1ヶ月半のヨーロッパ旅行が台無しになった経験から、以下のような

  • 風邪の予防方法
  • うっかりこじらせたときの対処法

をブログにアップしました。

風邪は人類の最も身近な刺客です。

症状が辛く仕事の生産性を下げるだけでなく、他の病気にかかりやすくなります。

風邪に警戒心を抱いている人は、こちらの記事を参考に

  • 人間ができる最大限の風邪予防対策
  • いざ風邪を引いてしまったときの対処法

を日常生活の中にとり入れてみてください。

引用:【完全版】月に5回も風邪をひく筆者が研究!3つの風邪予防法と最適な対処法

風邪に対する恨みつらみをすべてブチまけたので、読んでいただいた方からお褒めの言葉をいただきましたw

 

という話はさておき!

この経験と調査からわかったことは、風邪を引きたくなければとにかく乾燥させないように対策をしなさい!ということです。

朝起きたときに

  • ノドがおかしい
  • 朝なのになんだかダルい
  • ちょっと熱っぽいかも

と思ったら、それは寝ている間に風邪ウイルスが増殖してしまった証拠です。

寝ている間は粘膜がとても乾燥しやすく、風邪ウイルスにとっては繁殖しやすい天国状況に。

飛行機の中なんてとくに乾燥が激しいですからね。

空の上で寝るなんてことは自殺行為でしかありません。

風邪を引かないためには寝ている間はもちろん、ノドを乾燥させないことが大切ですよ!

 

飛行機におすすめの乾燥対策「ぬれマスク」

その後、海外へ行く際「今回の飛行機ではぜったいに風邪を引かない!」と固く誓ったわたし。

普通のマスクを少しグレードアップさせて『ぬれマスク』なるものを購入してみました。

『ぬれマスク』とは文字通り、濡れているマスクのことです。

とはいえ、水が滴ってくるわけでも、顔がびしょびしょになるわけでもないのでご安心を。

 

普通の使い捨てマスクと同じような感覚で使えます。

ただ、普通のマスクと違うのは、濡れているフィルターを装着してノドや鼻の粘膜を潤してくれるところです。

飛行機でマスクをつける方は多いと思いますが、いくらマスクをつけていても「乾燥している」と感じるくらい、機内はカラッカラですよね。

長時間のフライトになると、呼吸するたびに鼻の奥がヒリヒリしてきます。

 

「なぜ飛行機の中はこんなにも乾燥しているのか?」という疑問はJALが解決してくれました。

ウォーター・エクストラクターと呼ばれる水分除去装置で、エアコン内の水分を取り除いてあげます。こうすることによって、長時間のフライトで飛行機全体が冷やされても、機体の内側で結露が発生することがなくなり、機内の温度は客室の各エリアごとに細かく調整することが可能になるのです。

機内の空気が乾燥するのは、外部の温度差の激しい飛行中でも、皆さまにとって機内を適温に保つためにエアコンや機体を結露から守るためだったのです。

このため、ある程度の乾燥は避けられないのですが、快適な「空の旅」のため、機内ではお水をたくさん飲むなど、なるべく体に水分を補給してください。

引用:JAL航空豆知識より一部抜粋

なるほど。

上空何万メートルの外気マイナス50℃という世界を飛び回る飛行機ですから、乾燥は安全対策のひとつだということです。

 

ちょっと話は逸れましたが、ぬれマスクを使ってみた感想はものすごく最高

「ぬれマスクがなかったら今回も間違いなく風邪を引いていたな」というエピソードは後ほど紹介します。

 

飛行機の乾燥対策に!就寝用「ぬれマスク」の使い方

「乾燥対策におすすめ!」と言われても、ぬれマスクがどんなものなのか具体的にイメージしづらいと思いますので、中身を紹介しますね。

わたしが今回使ったのは 白元アース株式会社 の「快適ガード のど潤いぬれマスクの無香タイプ(小さめサイズ)」です。

あまり聞いたことない会社だなと思ったら「ミセスロイド」の会社でした。

除湿剤や防虫剤でとてもお世話になっています…

ではさっそく、中身をみていきましょう。

 

パッケージの中には

  • マスク本体 3セット
  • ぬれフィルター 3セット

が入っており、使い捨てで1パック3回分です。

専用ウェットフィルターを取り出し、自分でマスクに装着していきます。

ウェットフィルターは左右に1枚ずつ装着するので、1セットで2枚。

フィルター自体は薄いですが、しっかりと水分を含んでいるのがわかります。

これをなるべく奥に入れ込みます。

2枚とも入れたら準備完了!

あとは顔につけるだけです。

とっても簡単ですね。

ちなみに、上下左右対象に見えるので「どっちが上なの?」と迷ってしまうのですが、この小さなひし形のマークが上にくるように装着するのが正解だそう。

フィット感がよく分からず、しばらく上下を逆につけていました…

 

ぬれマスクは口を開けて寝ても風邪を引かない

わたしは今回の合計20時間におよぶフライトで、2回ともぬれマスクを装着しました。

就寝用を選んだのは少しでもうるおいが長続きしてほしい!と願ってのことです。

短時間のフライトや家でくつろぐときなどは、このような通常版でもいいかもしれませんね。

ニオイありのやつが気になります…

 

そして目的地に着いたときにはノドやからだの違和感もなく、完全に風邪予防に成功した!と思わざるを得ませんでした。

うっかり、口を開けて寝てしまったにも関わらず…

2回目のフライトは疲れもあり深夜だったこともあり、気づけば思いっきり口を開けて寝ていました。

もちろんマスクをしているので周りにはバレていませんが、内心とても焦ります。

わたしは1年中風邪を引いているので、ヨダレが垂れてない?よりも乾燥でノドがやられていないかの方が圧倒的に心配です。

 

ですが、ぬれマスクをしていたおかげでノドは潤ってとても快適でした。

ふつうのマスクをつけいているときの鼻の奥のカサつきや、ヒリヒリ感がありません。

とても感動!

ぬれマスクがなかったら、疲れと乾燥で確実に風邪を引いたに違いありません。

「乾燥を防げば風邪は予防できるんだ!」ということを身をもって実験しました。

 

飛行機に乗るなら「ぬれマスク」は必須

今回は風邪を引きやすい筆者が飛行機の乾燥対策として「ぬれマスク」を使ってみた感想をお届けしました。

ふつうのマスクもないよりはマシですが、本気で風邪を引きたくない場面ではぬれマスクを使うことを強くおすすめします。

実際にわたしは飛行機の中で風邪を引いて、1ヶ月半ものヨーロッパ旅行で観光を全力で楽しめなかったからです。

そんな失態は二度と犯すまい!と意気込んで、今回ワーホリの渡航に合わせてぬれマスクを使ってみました。

 

ぬれマスクは乾燥対策としての風邪予防はもちろんなのですが、飛行機の中で過ごす時間がとてもラクになります。

飛行機の中は

  • 機内食を食べる
  • 映画を見る
  • 寝る
  • 本を読む
  • ゲームや飛行状況などを見る

といった感じで、とくになにをするというわけでもないのですが、やはり乾燥がキツいのでふつうに呼吸しているだけでも鼻の奥がしんどくなります。

なので、風邪予防にも機内で快適に過ごすためにも、ぬれマスクで乾燥対策をするのがおすすめです。

せっかくの旅行を思いっきり楽しむためにも、飛行機の中の乾燥対策は万全にしておきましょう。

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