こんな声に応えます。
結論は「やり方と目的次第で英語は勉強できる」です。やり方を工夫しないと、いつものようにただゲームで遊んだだけで終わってしまいます。
また、どういう英語を学びたいかによっても、向き不向きは変わってきます。
勉強のつもりがただ遊んだだけになってしまわないよう
- ゼルダの伝説で英語が勉強できるか
- プレイするとどんな英語が学べるか
についてしっかり確認しておきましょう。
- 英語の勉強ができるゼルダの伝説【Nintendo Switchで発売されている2作品】
- ゼルダの伝説ではどんな英語が学べるか【試験?日常会話?】
学歴もキャリアも根性もお金もないわたしですが、英語を愛して20年になります。
海外好きをこじらせた結果、ひとりで海外へ8カ国以上、海外在住歴2年半です。
【Nintendo Switch】英語でプレイできるゼルダの伝説は2タイトルあります

任天堂の公式サイトによると、英語で遊べるゼルダの伝説は次の2作品です。
- ゼルダの伝説 夢をみる島
- ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド
1.ゼルダの伝説 夢をみる島
Nintendo Switch版「ゼルダの伝説 夢をみる島」は、1993年に発売されたゲームボーイ版「ゼルダの伝説 夢をみる島」のリメイク作です。
主人公のリンクは、魔王を倒したあとに修行の旅に出ます。
その途中で漂着した「コホリント島」から脱出するというストーリー。
ネタバレをしてしまうと、この物語の舞台はすべて夢だという設定になっています。
ゲーム的には王道ストーリーですが、どこか哀愁が漂う独特の世界観が魅力であり「ゼルダの伝説 夢をみる島」はゼルダファンにも根強い人気を誇る作品です。
「ゼルダの伝説 夢をみる島」おすすめポイント

「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」で大幅に変更された、従来のような謎解きダンジョンの要素が「夢をみる島」では復活。
リメイク作なので当然ですが、いい意味で今までのゼルダの伝説を楽しめる作品ですね。
2.ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド
「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」が発売されたのは、2017年3月。同日発売となったゲーム機「Nintendo Switch」のローンチタイトルでもあります。
ストーリーは、王道のゼルダの伝説。主人公のリンクが100年の眠りから目覚め、魔王の討伐とゼルダ姫の救出に向かいます。
ただ、今までのゼルダの伝説と違うのは、オープンワールドシステムを採用したことによって物語がそっちのけになりがちなこと…
「行けない場所がほぼない」という夢のような舞台を探索するだけで何年も遊べます。
「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」おすすめポイント
ひたすら美しいグラフィックと音楽のハーモニーが最高の作品です。
- 1日の移り変わり
- 朝日の眩しさ
- 四季の表情
- リンクの足音
- 虫や動物の鳴き声
- コロコロ変わる天気
- 草の揺れと光の透明感
景色描写の細かさと忠実さ、音の立体感がものすごくて感動しかありません。

【本題】ゼルダの伝説で英語を勉強できるか

結論は「やり方次第では英語の勉強になる」です。
従来のようにただプレイして物語やアクションを楽しむだけでは不十分で、意識を少し変えてプレイする必要があります。
Nintendo Switchで英語を学ぶ方法については「ニンテンドースイッチで英語学習してみた【対応ソフトと手順について】」という記事にまとめたので、参考にどうぞ。
ゲームで英語を勉強するメリット:丸暗記しなくていい
単語の意味が分からなくても、映像を見れば答えが分かるからです。
日本語を介さず、単語のスペルと意味(イメージ)が結びついていると、瞬時にとり出せるうえに忘れにくくなります。
例えば、わたしは「acorn」という単語をゲームプレイ中に覚えました。

映像があったおかげで、辞書を引くことなく意味が理解できたんです。

資格やテストの勉強には不向き
次のような試験に出題されるような英語は、ゲームの中には出てきません。
- 英検
- 学校のテスト
- TOEICの試験
テスト向けの英語と日常会話で使われる英語は必ずしも一致しませんからね。資格やテスト対策を目的とするなら、問題集や塾できちんと勉強するべきだと思います。
逆に、日常会話の英語を身につけたいのであれば、ゲームで英語を学ぶのはありですね。
発音は別途調べる必要あり
セリフが入っていない単語も多いので、別途調べる必要があります。
スペルと意味だけが分かっても、音が分からなければ聞きとることも、話すこともできませんからね。

【Nintendo Switch】英語を勉強するのにおすすめの作品【3選】

理想としては「フルボイスのRPG」が英語の勉強にぴったりなゲームです。ただ、残念ながらその理想を叶えてくれる作品は、日本にはありません…
ドラクエ11はフルボイスの会話シーンがめちゃくちゃ多いので、英語の勉強にぴったり…

音声は英語に変えられますが、
- 日本語字幕がついてしまう
- プレイシステムはすべて日本語
という、とても惜しい仕様なので…
次のような海外版であれば、ドラクエ11は最高の英語教材になると思いますね。
国内で手に入れられる範囲だと、英語の勉強におすすめの作品は次の3つ。
- ポケモン ソード&シールド
- ゼルダの伝説 夢をみる島
- あつまれ どうぶつの森
以上の順にサクッと見ていきましょう。
おすすめ作品 1.ポケモン ソード&シールド
ポケモンという生き物と人間が共存する世界が舞台。主人公がポケモントレーナーの頂点を目指すために、世界を旅するというお話です。

主人公は小学校高学年くらいだと思うので、英語もそこまで難しくなく、
- 文法的な正しさ
- よく使う表現
- 会話で使えるフレーズ
を学べる作品です。
ポケモンを育てたり図鑑を埋めたりするなどのやりこみ要素も多く、追加のダウンロードコンテンツも増えているので、長く楽しめる作品ですね。
おすすめ作品 2.ゼルダの伝説 夢をみる島
- 夢をみる島
- ブレス・オブ・ザ・ワイルド
を比べると「ゼルダの伝説 夢をみる島」が英語の勉強にはおすすめです。
ブレス・オブ・ザ・ワイルドは、やりこみ要素が強いのでストーリーがそっちのけになりやすく、序盤を過ぎると会話シーンがほぼなくなります。
つまり、
- 敵と戦う
- アイテムを集める
- 武器をコレクションする
- フィールドを散策する
という単調プレイになるので、ブレス・オブ・ザ・ワイルドは英語の勉強には不向き。

おすすめ作品 3.あつまれどうぶつの森
「あつ森」という愛称で話題沸騰中のシミュレーションゲーム。主人公になったあなたは無人島に移り住み、島の開発を進めていきます。
博物館やお店を建てるだけでなく、
- 島全体の景観
- 自宅や住民のお庭
- 自宅の内装や外装
- ファッション
をすべて自分の裁量でカスタマイズできる自由度がこのゲームの面白さ。
ただ、自由度が高すぎるがゆえに、しんどい部分もけっこう多いです…
あつ森もフルボイスではありませんが、日常で使える英語表現がつまっています。

季節のイベントやコレクション要素が盛りだくさんで、永遠に遊べるゲームですね。
【ゲーム】ゼルダの伝説で英語の勉強は条件つきできる

今回は「ゼルダの伝説」で英語の勉強ができるかどうかについて見てきました。
意識を少し変えれば、ゼルダの伝説でゲームをしながら英語を学べます。
学校のテストやTOEIC対策にはなりませんが、ネイティブが使う自然な日常会話をストレスなく学べるのが最大のメリット。
- 英語を英語のまま理解する
- 英語をイメージで覚える
コツがつかめるので、試験対策の息抜きとしてやってみるのもおすすめですね。