ヨーロッパ周遊中のフリーライターcarlyです。
約3週間ほど滞在したプラハを離れるために、ライアンエアーに搭乗、ロンドンのスタンステッド空港へ向かいます。
昼前にプラハ空港に到着したところからトラブル続き!
恐ろしやライアンエアー!!ってことでこの記事を書いています。
- ライアンエアーの早朝便に乗る方
- 「プラハ空港に宿泊したい」という方
の参考になればうれしいです!
プラハからの早朝便に備えて空港のホテルへ

プラハからロンドンへ向かうために予約した航空券は「チョー厳しい!超過料金で儲けをとっている」で噂のライアンエアーです。
ライアンエアーのなにが魅力かって、やはりその運賃の安さですよね。
わたしの今回のプラハ → ロンドンのフライトだって、約3,000円というから驚き。
その安さと引き換えにめちゃくちゃ早朝のフライトで、朝6時40分に離陸の便だったんです。
「夜中に起きる元気もないし、どうしても空港に泊まりたい…!」
「なければ空港からできるだけ近いホテルに!!」
と思って検索したところ見つけたのが、「レスト&ファン センター」という宿泊施設でした。
空港ターミナル1のパスポートコントロールエリア内にあって、搭乗ゲートが目の前という朝早いフライトに乗る人には救いの手のホテルです。
ターミナル1は、イギリスなどのシェンゲン圏外へ移動する乗客しか利用できないので注意が必要ですが、「飛行機の乗り換えで時間が空く」というときにもゆっくりと寛げます。
航空券とホテルの予約も無事に済んだところで「これで安心してロンドンへ行ける」と安心したのもつかの間でした。
①ライアンエアーは事前にオンラインチェックを済ませ、チケットを印刷していく必要がある
まずライアンエアーに乗るということで、搭乗ゲートもとい「レスト&ファン センター」に行くまでにやらなければならないことが2点あります。
ライアンエアーはオンラインチェックインを事前に済ませ、搭乗券を印刷して持っていかなければいけないという点がひとつめです。
これを怠るとカウンターでペナルティとして大金を取られるということで、ライアンエアーは恐れられているんですね。
事前にすることも可能なんですが、追加料金がかかってしまうライアンエアーのオンラインチェックインは、搭乗日の4日前から無料で行うことができます。
日本を発つ前に印刷できればなにも心配いらないんですが、わたしの場合はコペンハーゲン → プラハ と経由して3週間以上もヨーロッパに滞在していたんですよね。
ということで、プラハ市内でのイーチケット印刷に四苦八苦しました。
ライアンエアーに乗るために、eチケットを印刷してからカウンターへ行かなくてはいけないんだけど、ここで印刷できた!
お姉さん、愛想ないけど聞いたらちゃんと教えてくれるし、むしろ代わりにやってくれたw
2枚印刷で、29コルナ。 pic.twitter.com/FIvw39dblU
— carly@元フレンチ料理人ライター (@whois3carly) 2017年10月11日
プラハ市内にある「コピージェネラル」という印刷専門店で、USBに保存したファイルを持ち込み、お姉さんに呆れられながらも無事にプリントすることができました。
ホテルやホステルに泊まっている人は、受付に頼めばやってくれるはずですので安心しましょう。
わたしは今回、エアビーを利用していたので。
▼コピージェネラルの情報
・営業時間 6時~23時(休日は8時オープン?)
やり方がけっこう複雑で、全然やり方がわからなくて困っていたら、お姉さんが全部やってくれちゃったので、詳しくレポできなくてすみません。。。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1carly.jpg” name=”carly”] むしろ最初からやってもらった方が早いです。それくらい面倒くさくて意味不明なシステムだった笑[/speech_bubble]とにかく、「チケットを印刷して持参する」というライアンエアーに搭乗するためのミッション①はクリアできました。
②プラハ空港に着いたら、チェックインカウンターでビザチェックのスタンプをもらう
ライアンエアーに乗るためにやらなくてはいけないこと2つ目がビザチェックを受け、印刷したチケットにスタンプをもらうことです。
これもうっかり忘れてしまうと、搭乗口を目の前にして飛行機に乗せてもらえないというほど厳しいらしいです…
ターミナル1に着いてチェックインカウンターがずらりと並ぶなか、1個だけポツリと開いたライアンエアーのカウンターを見つけるのは大変でした。
パスポートと印刷したチケットを見せ、翌日の搭乗券でも問題なくスタンプをもらって、ミッション②が完了です。
ここまでは順調、順調! しかしこのあとがヤバかった…!
まさかの予約したホテルに泊まれない!?疑惑が発生したのです。
レスト&ファン センターの前日入りは要注意!!

先にもちょっと述べたように「レスト&ファン センター」はプラハ空港のターミナル1のトランジットエリア(パスポートコントロールエリア内)に位置するホテルです。
わたしはライアンエアーに乗ってプラハからロンドンへ早朝便で移動するために、前日からホテルにチェックインしようと空港へ向かいました。
ここまではなんの問題もありません。
トランジットで利用する際だって「夜に着いて翌朝までホテルで過ごしたい」という場合もありますもんね。
事件が起こったのは、わたしがプラハ市内から直接トランジットエリアへ入場するため、出発ゲートをくぐろうと印刷したチケットをリーダーにかざしたときです!
赤いランプが点灯し、明らかに拒否の空気…
案内のイケメン兄さんも「明日の搭乗券だからダメだよ」と言って困った顔。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”1carly.jpg” name=”carly”] 明日の便は分かってるって!だけど中のホテル予約してるの![/speech_bubble]こっちも困り顔でお兄さんに訴えると「オレわかんないからインフォメーションで聞いてみて!」と言われ、仕方がなくインフォのおばちゃんのもとへと向いました。
「インフォメーションで分かるんかい… 」と疑いながらもおばちゃんに尋ねると、同じように明日の便だからねと言いつつも、どこかへ電話して確認をとってくれるみたい!
おばちゃん「パスポートコントロール的には問題ないんだって。
でもゲートが開かないと進めないから、あのお兄さんに聞いて!」
[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”1carly.jpg” name=”心の声”] またさっきのお兄さんに聞かなきゃいけないんかい… 出たよ、必殺技「たらい回し」[/speech_bubble]お兄さんにどうだった?と聞かれ「おばちゃんがアンタに聞けってよ」って言ったら吹き出したよね、お兄さん…
お兄さんも若造だったので、ゲートの向こう側にいたお姉様に確認。
お姉様の「なにか問題でも?べつにいいじゃない♪」くらいのノリで、優先レーンからあっさりと空港内に入場できました!!
レスト&ファン センターは、ターミナル1のトランジット利用がスムーズでおすすめ
なんとか無事に、空港に前日入りを果たしたcarlyですが「この搭乗券じゃ今日は入れないよ、早くてもミッドナイトかな。」と言われたときは「ヤバい!!」としか思いませんでした。
ライアンエアーで罰金をとられるかもしれないというギリギリのラインを攻めている上に、その前から小さいけれどトラブルに見舞われるのは、ほんとうに精神衛生的によろしくない!
ということで、「プラハ空港に可能な限り近いホテルに泊まりたい」と思ってレスト&ファン センターを利用しようと思った方、”心構え” だけは持ってくことをおすすめしますよ。
海外あるあるで、「人による」可能性も十分に考えられるので、不安だという方は素直にプラハ乗り換えの際に「レスト&ファン センター」を利用するのが ”安全パイ” です。
無事にタックスフリーゾーンに到着したときには、思わずニヤニヤが止まりませんでした!
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”1carly.jpg” name=”carly”] やってやったよ!?英語でちゃんと会話したし、やれば出来る子(YDK)自分!!?[/speech_bubble]
トラブルは自信に繋がる!どんどん行動しよう!

一時はほんとうに「宿無しかー!ってか予約がパーになる!!?」と、どうなることかと思いましたが、なんとか計画通りにロンドンへ移動の前にプラハ空港でのんびりできそうです。
今回ちょっとしたイレギュラーな問題が発生しましたが、まあ良かったよね。
↓ プラハ空港で宿泊した「レスト&ファン センター」はめちゃくちゃ快適だったので、レポ書きました!
まあそんなもんで軽く泣きそうになったけど、こうしてブログにも書けるわけだし、いい経験したなぁと感動しております…
それに加え、英語でちゃんと会話が成立したし「お前の英語ワカンネー」って言われることもなく対等に会話ができました。
これが今回のトラブルに見舞われたことで得た自信というか、経験値ですね。
プラハでは英語が全くといっていいほど聞き取れず、トンチンカンな受け答えばっかりしていて落ち込んでいたところだったので…
わたしは海外へ旅行するときはだいたいひとりだということもあって、計画を練りに練って100%危険を回避する方法で予定を組むタイプの人間です。
今回のトラブル(というレベルでもなかった?)はまったくの予想外でしたが、なにも起こらない計画通りの旅行よりも、ちょっとイレギュラーがあるくらいの方が印象に残る旅行になりますよね。
そういった意味でも、知らないところ・ものに挑戦してみることって、新たな発見があったり自分の経験値になったりするのでプラスに働きます。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1carly.jpg” name=”carly”] 手荷物が厳しいライアンエアーは、こちらのスーツケースを機内持ち込みに。 [/speech_bubble]ということで、居心地がいいところにとどまり続けるのもいいけど「たまには冒険してみない?」ということを強く感じた今回のエピソードでした。
昨日までめっちゃ帰りたいと思ってたけど、海外旅行はいいよー楽しいよー!!