こんな声に応えます。
結論から言うと、英語を英語で学ぶのにおすすめの教材は「Grammar In Use」です。
英語を英語で学ぶ教材であるとはいえ、そんなに身構える必要はありません。
Grammar In Useを使うと
- 英語を英語のまま理解できる
- 言いたいことを英語で考える
- 細かなニュアンスを使い分けられる
ようになり、ネイティブと対等に会話できる英語力が身につきます。
もし、英語で英語を学ぶことを恐れ、今までと同じく日本語の教材を選ぶのなら、その時点であなたの英語力は頭打ちになります…

- 英語で英語を学ぶおすすめ教材「Grammar In Use」
- Grammar In Useのおすすめポイント
- Grammar In Useの残念なポイント
学歴もキャリアも根性もお金もないわたしですが、英語を愛して20年になります。
海外好きをこじらせた結果、ひとりで海外へ8カ国以上、海外在住歴2年半です。
わたしは過去に何度も英語学習に挫折しましたが、Grammar In Useを選んだことがきっかけで、海外に移住しても苦労しない程度の英語力を独学で身につけました。
【1冊でOK】英語を英語で学ぶおすすめ教材【初心者向け】

答えはこちら。
これが1冊あれば、ほかの文法書は一切必要ありません。
わたしも過去にいろいろな教材を買いましたが、正直あまり意味なかったと思います…
Grammar In Useはすべて英語で書かれているのにとても分かりやすく、英語学習をはじめたばかりの頃でも挫折せずにやり遂げられました。

世界的ベストセラー【Grammar In Use】
Grammar In Useは世界的ベストセラーの英語学習者向け教材です。
Grammar in Useは、コミュニケーションに「使える」実用英文法書として、シリーズ累計3200万部もの売り上げを誇る、世界中の英語学習者から絶大な支持を得ている人気シリーズです。English Grammar in Use(イギリス英語)が1985年に出版されて以来、今日ではイギリス英語版ほか、アメリカ英語版、日本語版も出版され、日本でも根強い人気を誇っています。
出版TIMESによると、日本でのベストセラーは黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」で、発行部数は約580万部とのこと。

Grammar In Useは英語の参考書なのに、とんでもない数が売れ続けているモンスター教材だってことですね…!
初版の1985年から改訂&シリーズが増え続ける
Grammar In Useがはじめて出版されたのは、なんと1985年。
歴史のある教材ですが、内容はつねに更新されているため「中身が古いのでは?」と心配する必要はありません。
直近では、2019年の1月にGrammar In Useの中級が第5版にアップデートされました。

同シリーズだけでこれだけ学べるなら、参考書選びで迷う心配はもうないですよね。
英語を英語で学ぶ教材:Grammar In Useのおすすめポイント

Grammar In Useのおすすめポイントは次のとおりです。
- 英語を英語で学ぶ教材
- イギリス英語とアメリカ英語
- 初級 or 中級 or 上級
- 初心者でも分かる
- 文法書はこれ1冊でOK
- スマホで使える学習コンテンツつき
詳しく見ていきましょう。
1.英語を英語で学ぶ教材
Grammar In Useには日本語版もありますが、日本語版を買ってはいけません。Grammar In Useをおすすめする真髄は、英語を英語で学ぶことにあるからです。
むしろ、英語は英語で学ばないと、会話のときにまったく役に立ちません。
ネイティブと対等に会話するためには、英語を英語で学び日本語を介さず
- 言いたいことを英語で瞬時に言える
- ナチュラルスピードの英語を聞きとれる
ようになる必要があります。
そのためにも、Grammar In Useは必ず英語版を選ぶことをお忘れなく。
英語で英語を学ぶと細かいニュアンスの違いが理解できる
Grammar In Useを選んでよかったことが、ニュアンスの細かな違いを理解できたこと。
例えば、
- will
- be going to ~
はどちらも未来のことを表していますが、問題は「どう使い分けるか」です。
実際の会話ではどういうときにどちらを使うのかが重要なのに、学校ではそこまで教えてくれませんでしたよね。
ちなみに、答えは次のようになります。

- 学校では教えてくれない
- 会話で伝えたい細かなニュアンス
を英語のまま学べるのが、Grammar In Useのいいところです。
2.イギリス英語とアメリカ英語
Grammar In Useには
- イギリス英語版
- アメリカ英語版
がそれぞれ出版されています。
内容はほぼ変わりませんが、一部の単語や表現が異なる仕様です。
例えば、イギリス英語とアメリカ英語では次のように言葉が違います。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 日本語 |
aubergine | eggplant | ナス |
lift | elevator | エレベーター |
trousers | pants | ズボン |
イギリス英語を学びたいわたしにとっては、Grammar In Useの存在が大きな助けになりました。

3.初級 or 中級 or 上級
自分のレベルに合った教材が選べるので、英語オンリーでも挫折しにくいです。
各レベルの難易度の目安は次のとおり。
- 初級・・・中学レベル
- 中級・・・高校レベル
- 上級・・・それ以上

中学と高校でまあまあ英語ができていた人は、中級で大丈夫です。
逆に学生のとき英語が大の苦手だったという人は、初級を選びましょう。
4.初心者でも分かる
英語で英語を学ぶのに、理解できてしまうのだから不思議。Grammar In Useは英語学習者のためにつくられた本なので、分かりやすいかんたんな英語で書かれています。
- 英語は難しい単語を覚えなきゃ
- 英語は複雑な文法を知らなきゃ
いけないというのは思い込みで、実用的な英語こそとてもシンプルだということです。

5.文法書はこれ1冊でOK
Grammar In Useで学んだ文法力だけで、英会話は十分に成り立ちます。
「英語の文法はどこまで勉強すればいい?【結論】中学レベル以上は不要」という記事で述べたとおり、800語あればかんたんな会話の75%は理解できるからです。

6.スマホで使える学習コンテンツつき【eBookありが便利】
eBookつきのGrammar In Useを選べば
- 通勤電車の中
- 昼休憩中
- お風呂の中
でも、英語を英語で学ぶことができます。
がんばって勉強しても、ふとした瞬間に「あれってどういう意味だっけ?もう少しで思い出せそうなんだけど… 」となりますよね。
eBookでいつでも復習できるようにしておくと、記憶に定着しやすくなります。

英語を英語で学ぶ最強の教材:Grammar In Useのデメリット

答えは次のとおり。
- ちょっと高い
- 英語オンリーなのでハードルが高い
- 種類が多すぎる
サクッと説明しますね。
1.文法書としてはやや高め
Grammar In Useにはいくつか種類がありますが、最低でも3,500円前後です。
日本語で書かれた文法書の多くが2,000円台で買えることを考えると、Grammar In Useはやや高めの値段設定ですね。

2.英語オンリーで初心者にはハードルが高い
Grammar In Useは英語のみで書かれているだけあって、初心者にとっては心理的ハードルが高いです。
わたしもGrammar In Useを開いてすぐの頃は、少ししんどい思いをしました。
まず、文法用語が分からない…
英文をひたすら読むという経験がこれまでにほぼなく、英語の語順のまま理解するクセもついていなかったので、はじめは辞書を使うしかありませんでした。
一語一句を辞書で引くのって、めちゃくちゃしんどくて心が折れそうになります…

3.種類が多すぎる
Grammar In Useは
- 初級 or 中級 or 上級
- イギリス英語 or アメリカ英語
- eBookあり、eBookなし
の違いによって、全部で10種類あります。
それだけ自分好みの教材が見つかるということですが、買い間違いもしやすいです。

英語を英語で学ぶおすすめ教材:Grammar In Use【これ1冊だけでOK】

今回は「英語で英語を学ぶおすすめ教材」として、Grammar In Useを紹介しました。
Grammar In Useは、長きにわたって世界の英語学習者に愛用されている参考書。
多くの日本人英語学習者からも支持されているとおり、英語で英語を学ぶのに初心者でも理解できるという分かりやすさが人気の理由ですね。
Grammar In Useを使い英語を英語で学べば、
- 聞きとりも
- 理解も
- スピーキングも
日本語を介さないぶん早くできるように。
つまり、ネイティブと対等に会話できる英語力が身につくってことですね。