一人旅のなにが楽しいのか【ミニマリズム】ムダを省いて今に集中する

一人旅はすべてが思い通りになる夢の世界です。その根底には、ムダを削ぎ落として大切なことに集中する、というミニマリズムがあります。

持たない暮らしを心がける carly です。

「一人で旅行してなにが楽しいの?」とよく言われます。

確かに、旅行は誰かと一緒に行くから、思い出や旅先での感動を共有できて楽しいんですよね。

その気持ちはよく分かります。

でも、一人旅と誰かとする旅行は、全くの別物です。

そこで今回は、一人旅の楽しさやメリットについてお伝えします。

一人旅が好きなアノ人を

  • 変わり者
  • 自己主張が強そう
  • 友達がいない寂しい人

だと思っている人は、この記事を読んで一人旅の世界をちょっとだけ覗いてみてください🌟

あなたの知らない、新しい価値観に出会えるはずです。

一人旅はミニマリズムである|今ココに集中する

はじめから意識していたわけではありませんが、最近《一人旅》はミニマリズムであることに気づきました。

《ミニマリズム》とは、余計なものを削って大切なものに集中することであり、一人旅は

  • 他人の目
  • 一緒に行く人

などを削り、旅先や旅の過程に集中することです。

一人旅はこれらを削ることで、行きたいところに好きなだけ滞在できます。

 

誰かと旅行するのは楽しいですが、

  • 相手の都合や希望に合わせる
  • 相手の体力やペースに合わせる

など、面倒事は避けられません。

残りの人生で旅行できる回数は限られています。

しがらみや煩わしさを削って、人生で後一度再来できるかどうかの旅先を思いっきり楽しむ。

一人旅はまさにミニマリズムです。

 

一人旅のなにが楽しいか|すべてが思い通りになる

一人旅はすべてが自分の思い通りになる夢の世界です。

ここに一人旅の楽しさと素晴らしさがあります。

わたしが考える一人旅の楽しさとは、具体的に

  • 計画を立ててクリアするRPG感
  • とにかくストレスフリー
  • 達成感と自己肯定感アップ

以上の3点です。

 

一人旅の楽しさ 1.旅行の計画を立ててクリアしていくRPG感

わたしは旅行の計画を立てるのが大好きで、予定もないくせに

  • 安く行ける航空券を探したり
  • 行きたい旅行地の観光プランを立てたり

ということをやっています。

実際の旅路はもちろん楽しいですが、計画を立てているときの方が好きかもしれません。

  • 旅行計画を立てるのが苦手だったり
  • 行き当たりばったりが好きだったり

する人もいますが、わたしはビビリなので、分単位で計画しておくタイプです。

 

計画に従って希望の観光地をうまく回れたときの達成感といったら…

もうドラクエの勇者になった気分ですよ。

 

一人旅の楽しさ 2.とにかくストレスフリー

一人旅はとにかく自由で、ストレスとは無縁です。

ストレスフリーになることで、以下のようなメリットがあります。

  • 安宿でいい
  • 荷物が少ない
  • 疲れたら寝れる
  • ご飯は何でもいい
  • 深夜便や早朝便もあり
  • 歩けるだけ歩けばいい
  • 割り勘を気にしなくていい
  • 服装を気にしなくていい
  • 何度もやりとりしなくていい
  • 好きなところに予算を注げる
  • 興味ない場所には行かなくていい

まだまだありますが、長くなるのでここまで。

他人の目を気にしなくていいためとても身軽で、旅行前も旅行中もとにかくスピーディーでスムーズです。

一人旅の快適さに慣れてしまうと、誰かと旅をするのが煩わしく感じてしまいますね…

 

一人旅の楽しさ 3.無事に帰ってこれた達成感|自己肯定感アップ

海外に一人旅すると、少なからず日本より危険を伴います。

そのため、無事に日本に帰ってきたときの

  • 安心感
  • 達成感

はまじハンパないです。

計画通りに観光を楽しみ、何事もなく日本に帰ってきたという経験は、間違いなく自己肯定感を上げてくれます。

 

わたしが料理人をやっていた頃、仕事を辞めてまで一人旅をしていたのはこれが理由だったのかもしれません。

上司からクズだゴミだと言われ、人生に絶望しても、一人旅の経験だけが《自分の価値》を証明してくれる小さな小さな勲章でした。

 

わたしが一人旅をするようになった理由

わたしが一人旅をするようになった理由は以下の通りです。

  • 友達と予定が合わない
  • 行きたい場所がマニアック過ぎる
  • 旅先の空気をじっくり味わいたい

旅行するようになった頃はわたしも若かったので、一人で旅行するなんて恥ずかしいと思っていました。

しかし、それよりも

  • 今は今しかない
  • 「いつか」はやってこない
  • 誰かのために時間を浪費したくない

という気持ちが強くなり、今では断然《一人旅派》です。

 

海外でライブやフェスに参戦したり、車じゃないと難しいような場所にバスで行ったり。

一人旅を通して「どんなに平凡でも、地球の歴史上に同じ時間は一瞬すら存在しない」ということを肌で感じてきました。

こうして《生きる》を実感すると、もう元には戻れませんね 笑

 

一人旅をするようになって変わったこと|他人の目を気にしなくなった

一人旅を繰り返すと、他人の目が気にならなくなります。

重要なのは、あなたが

  • 自分の人生を楽しみたいか
  • 他人の目を気にして縮こまるか

どちらを選ぶか、ということです。

一人カラオケや一人焼肉なんかでも同じことが言えます。

他人の目を気にしていては、自分のやりたいことが何ひとつできません。

それでは時間がいくらあっても足りないし、人生が楽しくないですよね。

 

「他人の目を気にしなくなる」のは、歳を取れば誰でもある程度は経験しますし、きっかけは人それぞれです。

わたしは一人旅を繰り返した今、ようやく《自分》を取り戻したという気がします。

誰かや社会のせいにせず、自分の足と頭で生き方を選ぶと「人生はこんなに素晴らしいんだ」と実感できますよ。

 

一人旅を楽しめるかは人による|無理には勧めない

わたしは一人旅には、ミニマリズムと同じように人生を変える力があると思っています。

ミニマリズムが人生を変えるという話は、以下の記事をどうぞ🌟

とはいえ、一人旅は万人受けしないので、無理にはおすすめしません。

なぜなら、価値観が合わない人に

  • 一人旅が人生を変える
  • 一人旅はめっちゃ楽しい
  • ミニマリズムが人生を変える

と熱弁しても、一生分かってもらえないからです。

どうせなら生産性があるほかのことに熱弁する体力と時間を費やしましょう。

ただ、少しでも一人旅に興味が持てたら、国内でも日帰りでもぜひ挑戦してみてほしいです。

 

一人旅の楽しさは分かる人だけが分かる

今回は《一人旅の楽しさ》についてお伝えしました。

一人旅はジャマなものをすべて削ぎ落とし、目的の達成に全力を尽くす《ミニマリズム》です。

  • 達成したい目的
  • 目的をジャマする要素

は人や時によって変わりますが、本質は変わりません。

わたしの場合、ライブ参戦するために《同行者》を排除したり、イギリスの田舎を周遊するためにスーツケースを排除したりしました。

 

ムダを省いて大切なことに集中すると、自分の人生を生きていると実感できます。

この感覚は、体験した人にしか分からない境地です。

この記事を読んで一人旅に興味が出てきたら、まずは日帰りや国内旅行から始めてみましょう。

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