
ミニマリストのカーリーです。
エコだからはじめた石鹸シャンプー。
お酢でリンスしたらキシキシはよくなったけど、手にカスがつくまで髪がベタベタ…
こんな仕上がりでは、石鹸シャンプーを辞めたくなりますよね。
そんな悩みを抱えている方は、ちゃんと洗えてないのが原因なので、正しいやり方を覚えれば一発で解決です!
ということで、今回は【石鹸シャンプーで髪がベタベタ、手にカスがつくのは、石鹸の泡立ち不足が原因です】という話をします。
わたしも石鹸シャンプーをはじめて2ヶ月目になりますが、ずっと髪がベタベタ…
ドライヤーをかけるたびに手がカスだらけで、気分が落ち込みまくりでした。
でも、きちんと解決できたので、その方法をお伝えしますね。
石鹸シャンプーで髪がベタベタ、手にカスがつく方は、最後まで読んでいってください👍
石鹸シャンプーで手にカスがつく原因は石鹸の泡立ち不足

石鹸でシャンプーをしたとき、手にカスがついたり髪がベタベタしたりするときは、石鹸の泡立ちが少ないことが原因です。
わたしも石鹸シャンプー後のベタベタに悩まされていましたが、石鹸をたっぷり泡立てて洗ってみたら、見事に解決できました!
「石鹸でシャンプーするときはよくすすげ」と聞いていたので、石鹸を使いすぎないようにしなきゃ、と思っていたんですよね。
でも、そのビビリが逆効果でした。
石鹸は泡に洗浄力があるので、たっぷり泡立てないと意味がない!
泡立ちが足りないと、石鹸は洗浄力を失ってカスになってしまいます。
その結果が、手についたカスや髪のベタベタだったわけです…
なので、石鹸シャンプーをしていて
- 髪がベタベタする
- なんか髪が重い感じ
- 髪を乾かした後の手にカスがつく
こんな悩みを持っている方は、ぜひ石鹸をしっかり泡立てて洗ってみてください。
わたしは一発で解決しました。
【石鹸シャンプー】髪がベタベタする原因は主に2つ

そもそも、なぜ石鹸シャンプーで髪がベタベタするのでしょうか?
原因は主に下記の2つです。
- 脂肪酸
- 酸性石鹸
どちらもいわゆる「石鹸カス」ですが、できる原因が違います。
石鹸カス【すすぎ不足】脂肪酸
石鹸シャンプーをしたときにすすぎが足りないと、脂肪酸という石鹸カスができます。
脂肪酸は、石鹸が酸性や中性の水に触れるとできるカス。
つまり、石鹸がしっかり洗い流せていない状態で酸性のリンスをすると、脂肪酸という石鹸カスができるんです。
石鹸カス【泡立ち不足】酸性石鹸
酸性石鹸という石鹸カスは、頭髪の汚れに対して石鹸が少ないときにできます。
ベタベタしているグレーっぽいカスは、酸性石鹸です。
これが、髪を乾かしたときに手についたカス!
石鹸が少なくて、頭皮の汚れに負けちゃったんですね…
酸性石鹸は、バスタブの縁や洗面器などにもこびりつくので、風呂そうじも厄介です。
石鹸シャンプーで手にカスがつくときの対処法2つ

石鹸シャンプーをした後、髪がベタついたり手にカスがついたりするときの対処法は、下記の2つです。
- しっかりとすすぐ
- たっぷり泡立てて洗う
先ほど説明した「石鹸カスができる原因」に合わせて、対処しましょう。
もちろん、シャンプーする前にブラッシングしたり、お湯で予洗いしておいたりすることもお忘れなく。
【脂肪酸】しっかりと洗いで石鹸を落とし切る
お酢などでリンスをする前に、しっかりとすすぐことが大切です。
石鹸を落とし切っていない状態でリンスをすると、脂肪酸という石鹸カスができます。
なので、石鹸でシャンプーをしたら、頭皮や根本を中心にしっかりとすすぎましょう。
わたしは毛量が多いので、毛の間にすべての指を差し込み、頭皮をモミモミするように念入りにすすぎます。
シャワーで3~4分くらいすすげば十分でした。
不安な方は、シャンプーブラシを使いながらすすぐとよさそう。
このブラシはシリコンなのでわりと安心ですし、頭皮までしっかりモミモミできます。
【酸性石鹸】石鹸をたっぷり泡立てて髪を洗う
石鹸はケチらずビビらず、たっぷり泡立てて洗うことが大切です。
石鹸の泡立ちが少ないと、石鹸が頭髪の汚れに負けて酸性石鹸としてこびりつきます。
なので、スーパーサイヤ人くらいに、石鹸を泡立てて洗いましょう。
おすすめは、髪と頭皮をしっかり濡らした後に、固形石鹸を直接こすりつけるやり方。
はじめは直接こすりつけたら石鹸が残りそう、と思って泡たてネットで泡立てた石鹸を髪に揉み込んで、シャンプーしていました。
でも、それは失敗だったので、今は固形石鹸を直にこすりつけて洗っています。
今はもらい物を消費するためマルセイユ石鹸を使っていますが、次はアレッポの石鹸を使いたいです。
アレッポの石鹸はパーム油を使っていないので、動物や環境に優しいかと。
【要注意】硬水は軟水よりも石鹸カスができやすい

- よくすすぐ
- よく泡立てる
これを意識して石鹸シャンプーをしても、石鹸カスができる場合があります。
それは「硬水」です。
日本のほとんどは軟水なので心配する必要はないかもですが、海外では硬水のところも多いので、場所によってはどうしても石鹸カスができることも。
【金属石鹸】泡立ちが悪いと石鹸カスができやすい
硬水には、多くのカルシウムイオンやマグネシウムイオンが含まれています。
このミネラル分と石鹸がくっついてできるのが「金属石鹸」という石鹸カスです。
金属石鹸は白っぽい水垢のような汚れで、シャワーノズルや蛇口などにこびりつきます。
石鹸でシャンプーするときに「金属石鹸」が発生するとどうなるか。
石鹸が泡立たないと、たくさんの石鹸を使わないといけません。
でも、水に含まれるミネラルが泡立ちを邪魔するので、使う石鹸の量は増えても泡は増えない、という状態に…
結果として、汚れは落ちないわすすぎ切れないわで、頭は石鹸カスだらけです。
固形石鹸が泡立ちやすい
硬水は軟水に比べて、どうしても石鹸カスができやすいですが、石鹸シャンプーを諦める必要はないと思います。
だって、石鹸シャンプーって、軟水をもつ日本だけの習慣じゃないですからね。
今の合成シャンプーがない時代は、どこの国でもみんな石鹸でシャンプーをしていたはず。
硬水の地域で石鹸シャンプーをする場合は、
- しっかり泡立てる
- よくすすいでからリンス
をとくに意識する必要があると思います。
液体石鹸を使っている方は、固形石鹸に切り替えてみるとか。
シャワーを使っているなら、洗面器にお湯をためてすすいでみるとか。
諦める前に、できる範囲で工夫してみる必要がありそうですね。
【石鹸シャンプーのコツ】よく泡立ててしっかりすすぐ

今回は【石鹸シャンプーで、手にカスがついたり髪がベタベタしたりする原因は、石鹸の泡立ち不足が原因です】というお話でした。
石鹸シャンプーの後、手にカスがついたりベタベタしたりする場合は、石鹸をたっぷり泡立てて洗っているか、すすぎ残しがないかを確認しましょう。
石鹸をケチったり泡立てずに洗ったり、すすぎが足りなかったりすると、石鹸カスができて髪がベタベタに…
その結果、手にカスがつきます。
石鹸でシャンプーするときは、しっかりと泡立ててよくすすぐことが大切です。
● http://sekken-life.com/life/shampoo.htm