
ミニマリストのカーリーです。
今回はメンタリストDaiGoさんが健康に関して書いた「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」という本を読んだ感想をまとめます。
わたしは健康に関する本をそこそこ読んできましたが、心理学と科学をミックスしたメンタリストDaiGoさんの視点でどう解説されるのかが気になり、本書を手に取りました。
「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」は、これから健康やダイエットに真剣に向き合おうとする方におすすめです。
【ダイエットと健康の入門書】最高のパフォーマンスを実現する超健康法

タイトルに「健康法」とありますが、ダイエット寄りの話でした。
まあ、太っているよりは痩せている方が確実に健康なので、ダイエットに関する情報が多いのも納得です。
ただ、わたし自身、いろいろな健康書を読んできた身からすると、真新しい情報は多くありませんでした。
とはいえ、元から持っている知識を補足する情報や、これまでの仮説を裏付ける情報などが手に入った点はよかったです。
まさに「つなげ読み」。
既存の知識を深めるのに役立つので、健康やダイエットに関する知識をそこそこ持っている人が読んでも、収穫はあるはず。
とはいえ、基本的にはダイエットや健康の完全初心者さんが読んだほうが、得られるものは大きいと思います。
健康オタクのわたしが気になった3つのポイント

「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」を読んでみて気になったのは、下記3つのポイントです。
- プロテインレバレッジ仮説
- リーンゲインズ(プチ断食)
- 健康もダイエットも下半身を鍛えよう
詳しく補足しますね。
1.プロテインレバレッジ仮説
「摂取するたんぱく質が増えるほど食欲は減る」という説が「プロテインレバレッジ仮説」です。
これ、すごく実感があります。
ポテチなどのカロリーの塊を食べても食欲が満たされないのは、たんぱく質が摂れていない証拠、というわけです。
人が生きるうえで大切なのは、カロリーでも脂質でもなく、たんぱく質だと。
実際、わたしも夕食にりんごなどのフルーツや豆を組み合わせるようにしたら、食後の満腹感が全く違うのを感じています。
2.リーンゲインズ(プチ断食)
1日の間になにも食べない時間をつくるのが「リーンゲインズ」です。
メンタリストDaiGoさんは「プチ断食」と呼んでいます。
なにも食べない時間は、下記が目安です。
- 男性・・・14~16時間
- 女性・・・12~14時間
リーンゲインズをすると1日の総摂取カロリーが減り、キツイ運動や食事制限をしなくても痩せられます。
わたしはリーンゲインズ実践者です。
夜8時~昼12時まで食べないので、夜はしっかり眠れて昼間は頭がしゃっきりしています。
とはいえ、メンタリストDaiGoさんほど言語化していたわけではなかったので、この項目はかなり大きな学びとなりました。
ただ「食べない時間を設ける=1日の総摂取カロリーが減る」は、暴飲暴食をしないことが大前提です。
食べいていい時間内に3,000キロカロリーも摂ったら、どう考えても太ります。
この理屈は「糖質制限」のところで超力説していたのに、リーンゲインズで抜け落ちているのはなぜだろう、と思いました。
とはいえ、健康法としてもダイエット法としても、プチ断食はかなりおすすめです。
3.健康もダイエットも下半身を鍛えることから
わたしが一番欲しかった情報です。
「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」を手にとった理由は、メンタリストDaiGoさんの筋トレ事情を知りたかったから。
本書を読んで、とりあえず下半身を重点的に鍛えればいい、と分かりました。
下半身を鍛えるとダイエット効果や冷え性改善、ぽっこりお腹の解消、認知機能の向上などが期待できます。
とりあえず、踏み台昇降運動とスクワットを習慣化する予定です。(踏み台昇降運動はわたしが考えました)
「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」への意見

メンタリストDaiGoさんの「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」は、これから真剣に健康やダイエットに取り組みたい人には、全力でおすすめします。
ただ、下記の3点だけはどうしても気になりました。
- 参考文献がない
- これ、本当にDaiGoさんが書いた?
- 糖質制限ダイエットをこき下ろしすぎ?
わたしはこれまでに数冊、メンタリストDaiGoさんの著書を読んできましたが、参考文献が記載されていない点に疑問を感じました。
まあ、わたしはそういうむつかしい文章は読まないので、別にいいんですけど…
科学的根拠を大切にするDaiGoさんなのにおかしいな、ということです。
文章も「~思います」「~ようです」「とのことです」「いえます」のように、メンタリストDaiGoさんらしくない言い回しが多いなと感じました。
しかも、糖質制限のところを中心に、言い方がキツいというか、怒りが入っている印象。
参考文献がないのも、言い回しの不自然さやキツさも「本当にメンタリストDaiGoさんが書いたの?」と疑問に思った原因です。
個人的には、糖質制限に対してはメンタリストDaiGoさんに賛成します。
とはいえ、健康はその人の生まれつきや体質などに大きく左右しますし、他人がたやすく口出ししていい分野ではないのかな、と。
結局は、自分がなにを信じて実践するか、だと思います。
【最高のパフォーマンスを実現する超健康法】初心者には真新しい情報ばかりなので読むべき

今回はメンタリストDaiGoさんの「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」を読んだ感想をサクッとまとめました。
すでに健康書をそこそこ読んでいるわたしのような人には、真新しい情報は少ないです。
しかし、これからはじめて健康やダイエットと真剣に向き合おうと思っている方には、バイブルとなる本だと思います。
ちなみに、わたしは今までに下記のような本を読んできました。
「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」には、これだけの情報がグッと凝縮されていると思います。
なので、初心者さんは「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」1冊を読んでおけば問題ないかと。
本書は2019年9月発売なので、現時点でも十分に「最新」です。
痩せて理想の自分になりたい方も仕事をバリバリこなしたい方も、ぜひ読んでみてください。