
ミニマリストのカーリーです。
今回は、メンタリストDaiGoさんの著書「知識を操る超読書術」を読んだ感想についてです。
控えめに言っても良書でした。
というのも、わたしはそこそこ読書はするけど、内容がきちんと身になってないなと感じているからです。
「知識を操る超読書術」を読んだら、自分が正しく読書できていない理由や対策法を知ることができました。
もっと早くに知っていたら違う人生を歩んでいただろうな、と思うくらい。
わたしと同じように自分の読書に満足できてない人、これから読書を習慣化させたい人はチェックすべき本ですよ🌟
「知識を操る超読書術」は 読書の教科書

メンタリストDaiGoさんの最新作「知識を操る超読書術」は「読書の教科書」です。
本書の内容は、こんなイメージ。
- 読書の常識をぶった切る
- 具体的な「読書」方法
- 「読書」を活かす方法
ここに、わたしたちが読書中にダラけたり挫折したり内容を見失ったりしてしまう理由を加えつつ、解決方法を教えてくれます。
本は、ただ読むだけでは無意味です。
最後まで読めないどころか、読書が身にならないのには、きちんとした理由があります。
ただ読むだけでは、途中で集中できなくなったり挫折して終わったりするだけ。
そもそも、読書にノウハウが必要だなんて、誰も教えてくれませんからね。
効率よく本を読み、知識をモノにする読書ノウハウを教えてくれるのが、メンタリストDaiGoさんの「知識を操る超読書術」。
親も先生も教授も教えてくれない「読書の仕方」を教えてくれる、まさに「読書の教科書」と呼べる本です。
【メンタリストDaiGo流の超読書術】ポイント3つ

「知識を操る超読書術」で重要だと思ったポイントを3つ紹介します。
- 読書は準備が7割
- 「要するに」読み
- 「しつもん」読み
この3つのポイントは「読書の準備~読む」までの内容です。
知識を操るには読書後に「アウトプット」することが大切ですが、そもそも、アウトプットは「準備」と「読み方」がきちんとしていないとできません。
ということで、読書を効率アップさせて知識をモノにするには、読書の準備と読み方が大切だと感じました。
知識を操る超読書術 1.読書は「本を読む準備が7割」
メンタリストDaiGoさんは、本の中で「読書=本を読む準備が7割」と述べています。
読む準備が大切な理由は、集中力の低下や挫折リスクを減らすためです。
自分にも当てはまるのですが、読む準備ができていないとその本を読む目的を見失って、集中力が途切れたり途中で諦めてしまったり。
読めなくなる理由をなくすために、読書の準備をしてモチベーションを高くしたままほしい知識を吸収していくのが「メンタリストDaiGo流の超読書術」のキモです。
わたしはとくに「メンタルマップ」が重要だと思いました。
- 本を読もうと思った動機
- この本を読む目的、ほしい情報
- 読んだ後どうなりたいか、どう活かすか
この3つを紙に書き出して「メンタルマップ」とし、読書中にいつでも見返せるようにしておくのがポイントです。
別の本を読むときに試してみましたが、メンタルマップを作ることで、読む速さがかなりアップするなと思いました。
メンタルマップを作る過程で読むべき箇所や目的が明確になり、自分から情報を取りにいく姿勢になるので、モチベーションや情報の吸収力が上がります。
読書中にダラけても、メンタルマップを見直すことでモチベーションを取り戻せるというのは、とてもいいアイデアです。
知識を操る超読書術 2.「要するに」読み
「要するに」読みとは、読んだ内容を自分で要約しながら読むことです。
「要するに読み」の使い道は、2つあります。
ひとつは、そこが読むべきパートか、どの順番で読むかの判断材料として使うこと。
もうひとつは、自分の言葉に訳すことで記憶への定着を深めること、です。
必要なところを自分の優先順位に沿って読めるのは、わたしのような「本は最初から最後まで順番に通し読みする」タイプな人には、斬新なアイデア。
でも、本は最初から順番に読むのではなく、必要に応じて自分の好きなように読んでいいんですね。
今まではカチコチ頭で読もうとしていたから、最後まで読めなかったり内容が頭に入って来なかったりしたというわけか…
知識を操る超読書術 3.「しつもん」読み
「しつもん読み」は、読書をはじめる前にいくつかの質問を用意し、その答えを探しながら本を読み進めていく方法です。
本書「知識を操る超読書術」では、下記のような「17の質問」が用意されています。
2.この本はどのように始まり、どのように終わったか?
11.人に勧めるとき、どの章のどんな情報を一番に取り上げるか?
16.この本で最も重要な一文はどれか?その理由は?
読書前から分かる質問、読書後でないと分からない質問が混ざっています。
質問を設置することで、本を読む目的が「答えを探すため」と明確になるので、集中力が下がりにくいです。
まるで「ウォーリーを探せ」のような感覚。
自ら答えを探しに行くスタンスなので、脳が情報をどんどん吸収しようとします。
「よく分からんけど読まされている」ではなく「自分が望んで読んでいる」という状態を意識できるだけで、読書はこんなにも楽しくてスピーディーになるんですね。
「知識を操る超読書術」は こんな人におすすめ

メンタリストDaiGoさんの「知識を操る超読書術」は、こんな人におすすめです。
- たくさんの本を読みたい
- 本を読むスピードを上げたい
- 読書が身になっていないと感じる
- 途中で投げ出した本が溜まっている
- 本で得た知識を効率よく活用したい
- 本で得た知識をいつでもすぐ取り出せるようになりたい
このように、すでに読書をそこそこしているけど、質に満足できていない人は ぜひ!
わたしも読書が好きで、本で得た知識をモノにしたいという思いから「知識を操る超読書術」を手に取りました。
もちろん「知識を操る超読書術」は「読書の教科書」なので、これから読書を習慣化させたい人にもおすすめです。
あらかじめ「知識を操る超読書術」を読んでノウハウを身に着けておくと、読書の後に「結局これって何の本だったっけ?」とならずに済みます。
「知識を操る超読書術」で得たノウハウを活用すれば、今まで1冊読むのに1週間かかっていたのを2日くらいには抑えられそうです。
うまく型にハマれば、1日2~3冊は余裕かも。
本当に読んでよかったです!友達にも家族にも、ドヤ顔でおすすめできます。
➡ 知識を操る超読書術 の詳細をみる
【知識を操る超読書術】姪っ子にプレゼントしたい

今回は、メンタリストDaiGoさんの「知識を操る超読書術」の感想をまとめました。
この本は、社会人になりたての頃の自分に教えたい「読書の教科書」です。
若い頃にこの本を知っていれば、世界の広さや知的好奇心を満たすことの楽しさを知ることができ、挫折と自己否定で人生を遠回りしすぎることもなかったかもしれません。
今は、本が好きな姪っ子に教えたい1冊が「知識を操る超読書術」ですね。
中学生になったら読めるかな、と叔母は勝手にワクワクしています。