【常磐線のグリーン車】各停より特急で1時間を600円で買うのが勝ち

常磐線の普通列車グリーン車に乗ってみた感想をお伝えします。グリーン車の乗り心地のほかに、特急と各停のグリーン車を比べてみました!

北関東に住んでいるフリーライター carly です。

通勤で電車を使っている人でも、グリーン車のことってよく分からないですよね?

わたしも東京に住んでいたときは毎日電車に乗っていましたが、グリーン車とは無縁。

車両を見たことがあるだけで、どうやって乗るのかすら分かっていませんでした。

そんなわたしは今回、人生初の常磐線グリーン車に挑戦!

勝手が分からなく不安なことばかりだったので

  • 料金やきっぷの買い方
  • 乗り方
  • 注意点
  • 知っておくべきこと

などについて詳しくレポートします。

こちらの記事を参考に、迷うことなくスムーズにグリーン車を利用してくださいね!

これからプチ旅行や出勤などでグリーン車を使おうと思っている方はぜひ。

【JR東日本】普通列車グリーン車とは?車内でちょっと贅沢

グリーン車といえば新幹線をイメージする人も多いかもしれません。

今回わたしが利用したグリーン車は「普通列車グリーン車」と呼ばれる車両です。

普通列車グリーン車は

  • 高崎線
  • 宇都宮線
  • 東海道線
  • 常磐線
  • 湘南新宿ライン
  • 上野東京ライン
  • 横須賀・総武快速線

の普通(快速)列車に連結されています。

都内から各地方都市までなど、中距離を走る列車についているイメージですね。

 

【グリーン車の設備】長旅でも疲れにくい快適な空間

普通の車両とグリーン車ではなにが違うのか。

一言でいえば「長旅でも疲れにくい快適な空間」なのがグリーン車です。

グリーン車についている設備は以下の5つ。

  • リクライニングシート
  • 座席前のテーブル
  • 回転式の座席
  • 洋式トイレ
  • 車内販売

座席は予約制ではないものの、よっぽどのことがなければほぼ確実に座れます。

乗車券 + グリーン券で追加料金がかかるので、通勤時間帯などでも普通車両に比べれば座れる確率は高いです。

 

【グリーン車のメリット】こんな人におすすめ

追加料金を払ってまでグリーン車に乗るメリットはあるのか。

JR東日本では、グリーン車の使いこなし術として以下の4つをおすすめしています。

  • 朝に乗ると1日がハッピーに
  • ビジネスの打ち合わせや作業に
  • 家族で快適なお出かけを
  • 仕事終わりにリラックス

わたしのおすすめはビジネス使いですね。

テーブルがあるので、パソコン作業をしたりノートを取ったりもできます。

普通列車に比べれば人が少ないですし、扉の開閉や人の出入りが気にならないので、集中して作業したり読書したりするにはぴったり。

学生であれば通学時間が勉強時間になり、受験生にとっては貴重な勉強時間になりますね!

限られた時間で自然に集中できるので、作業や勉強の効率がかなりアップします。

通勤や通学で確実に座りたい人や、軽く晩酌しながらお弁当を食べたい人にもおすすめです。

 

【普通列車グリーン車の料金】平日・休日・距離で変わる

グリーン車に乗るには、乗車券に加えてグリーン券が必要です。

グリーン券は

  • 平日
  • 休日
  • 乗車距離
  • 事前に買うか乗ってから買うか

によって料金が変わります。

まずは平日の料金を見ていきましょう。

平日 事前料金 車内料金
50kmまで 770円 1,030円
51km以上 980円 1,240円

次はホリデー(土日祝)です。

ホリデー 事前料金 車内料金
50kmまで 570円 830円
51km以上 780円 1,040円

意外なことに、平日よりも休日の方が安いですね。

 

【普通列車グリーン券は事前に買うべし】車内では買うな!

以上の表で見た通り、グリーン券は事前料金の方が安いです。

事前料金とは

  1. みどりの窓口
  2. 券売機
  3. ホームのグリーン券販売機

で買った場合の料金です。

時間がなくて急いで電車に乗り込んでしまったときは車内でも買えます。

しかし、その場合は事前料金ではなく車内料金になってしまい、少し割高…

たった数百円ですが、払う必要のないお金を払うなら5分だけ早く家を出た方がいいですよね。

 

【JR東日本】常磐線の営業キロ50kmでどこまで行ける?

  • 50kmまで
  • 51km以上

でガラッと料金が変わりますが「50km」ってどのくらいでしょう?

イメージしにくいですよね。

首都圏から50kmまでで行ける範囲はJR東日本のページに記載がありました。

例えば…

  • 品川 → 千葉
  • 渋谷 → 大船
  • 横浜 → 赤羽
  • 川崎 → 津田沼
  • 新橋 → 鎌倉

などです。

わたしが利用する常磐線の場合、50km以内で行けるのは

  • 東京 → 藤代
  • 上野 → 佐貫
  • 我孫子 → 石岡
  • 牛久 → 友部
  • 水戸 → 高萩

などです。

 

【普通列車グリーン車】グリーン券の買い方

グリーン車を利用するにはグリーン券が必要です。

買い方は以下の5つの方法があります。

  • みどりの窓口
  • 改札の券売機
  • ホームの自動券売機
  • モバイルsuica
  • Apple Pay

これに車内購入が加わると6つの買い方がありますね。

みどりの窓口と改札の券売機なら現金とクレジットカードが使えます。

ホームの自動券売機では現金が使えないので要注意!

みどりの窓口と改札の券売機、車内購入では磁気きっぷですが、それ以外の買い方だとsuicaやスマホを使ってペーパーレス乗車できます。

スマホでピッとかざすだけで乗車できると、きっぷを失くす心配がなくて最高です。

きっぷって鞄やポケットに入れたのになぜか失くなりますからね…

 

普通列車グリーン券の払い戻しには200円の手数料がかかる

  • 間違ってグリーン車のきっぷを買ってしまった
  • グリーン券を買ったが満席で座れなかった

などの場合には、グリーン券の払い戻しができます。

200円の手数料がかかりますが…

そして、グリーン席が満席で払い戻しを希望するときは、グリーンアテンダントに証明書を発行してもらう必要があります。

グリーン券の払い戻しはみどりの窓口での対応ですが、証明書がないとダメです。

モバイルSuicaやApple Payならスマホ上で操作するだけで楽チン。

 

【普通列車グリーン車】グリーンアテンダントって?

グリーンアテンダントとは、車内を巡回している車掌さんのことです。

特急や新幹線にも、きっぷのチェックや見回りをしている車掌さんがいますよね。

あの車掌さんたちのグリーン車バージョンだと思えばいいです。

  • 車内でグリーン券を買う
  • 満席時の証明書をもらう

にはグリーンアテンダントさんにお世話になるので、覚えておいてもよいでしょう。

 

普通列車グリーン車の乗り方

普通列車グリーン車は

  • 4号車
  • 5号車

に連結されており、乗車口は前と後ろに2つ、それぞれ2階建てになっています。

  • 磁気きっぷ
  • suica
  • スマホ(モバイルsuicaやApple Pay)

いずれもそのまま乗車してOKです。

グリーンアテンダントにきっぷを見せる必要があるのは磁気きっぷのみ。

suicaでの乗車方法は後ほど詳しく紹介しますが、座席についている読み取り部にsuicaやスマホをかざし、ランプの色が変わればOKです。

改札は

  • 乗車券(磁気きっぷ)
  • suica
  • スマホ(モバイルSuicaなど)

など、いつも電車に乗っている方法で通ってくださいね。

 

【普通列車グリーン車】青春18きっぷや定期券と併用もできる

青春18きっぷで長距離を移動する人にはお得なグリーン車。

51km以上であれば、終電までの間どれだけ乗っても同じ値段だからです。

時間はかかりますが、長距離を安く移動しながらも快適さを少しプラスできますよね。

広々とした座席に座れれば長旅でも疲れにくく、旅行がもっと楽しくなります。

 

定期券を持っている人は、グリーン券をプラスして買うだけでOKです。

マンネリしがちな通勤や通学でも、グリーン車に乗るだけで気分が変わりますし

  • 今日は疲れているから確実に座りたい
  • グリーン車がどんな感じか試してみたい

など、そのときの気分に合わせて乗ってみましょう!

 

常磐線のグリーン車に乗ってみた【ノマドワーカー】

わたしがグリーン車を利用したのは、常磐線の「品川~水戸」です。

わたしは電車に乗るときはsuicaを利用するので、ホームの自動券売機を使います。

先ほど述べたように、ホームの自動券売機では

  • 現金が使えない
  • ペーパーレス

なので、以下のような読み取り口にsuicaを置いて操作。

「グリーン券を買いましたよ」という情報がsuica内に取り込まれたので、好きな座席を選んで読み取り部にタッチします。

  • 赤いランプ・・・空席
  • 緑のランプ・・・着席済み

座席を変えたいときは、新しい座席の読み取り部にタッチすればOKです。

グリーン車の座席はこんな感じ。

特急席のような感じで、ちょっとラグジュアリー感がありますね。

 

【普通列車グリーン車】1階と2階はどちらがいい?

座席は1階と2階がありますが、今回は人目が気にならない2階を選びました。

1階席だとホームを歩いている人と目が合っちゃいそうですよね…

揺れや騒音に関してはどうでしょう。

1階は車輪に近いので細かな揺れが続き、音が大きい気がします。

2階は高さがあるため1階よりは音が静かで、ときどき大きく揺れる感じです。

走行音は1階より2階の方が小さかったですが、他の乗客の話し声などは避けられません。

個人的には、遠くまで景色が見えて明るい2階席の方が好きですね。

 

【常磐線 普通列車グリーン車】良かったところと悪かったところ

わたしがグリーン車に乗車したのは平日の昼間で、乗客が少なくほぼ貸し切り。

特に急ぐ理由がなかったので各駅停車で移動したのですが、プチ旅行気分を味わいながらパソコン作業をしました。

集中して作業できたので、グリーン券分のお金を払う価値はあったと感じています。

ただ、テーブルはあっても

  • 電源
  • Wi-Fi

はありません。

資料や本を読んだり手帳やノートに書き込んだりするくらいの作業ならいいですが、パソコンでがっつり作業したいときはダメですね。

モバイルWi-Fiモバイルバッテリーなどを自分で持ち込む必要があります。

 

海外の先進国では、これくらい長距離を走る列車に無料Wi-Fiがついているのは当たり前。

ネット環境が色々と残念な日本なので、無料のWi-Fiがもっと普及することを期待します!

 

【常磐線】各停グリーン車と特急ひたち・いわき号を比較

わたしが今回グリーン車に乗った区間「品川~水戸」は、各駅停車のほか特急も利用できます。

各駅停車と特急の大きな違いは

  • 料金
  • かかる時間

です。

特急いわき号・ひたち号と各駅停車グリーン席を比較してみます。

 特急ひたち・いわき号  各停グリーン車
 時間  1時間20分~1時間50分 2時間40分ほど
価格  3,820円  3,250円
テーブル  ◯
荷物の棚  ◯ △中層階にのみあり
トイレ  ◯
車内販売  ◯
本数  1時間に1本程度 乗り換えありで20分に1本
座席  ◯
電源

比べるまでもないのですが、特急を使えば各停よりも

  • 1時間以上早く着く
  • 電源あり

というメリットがあります。

電源が要らない人でも、1時間以上早く目的地に着くというのは大きいですよね。

どちらにも車内販売がありますが、特急の方がバラエティ豊かで数もたくさんあります。

座席はどちらも大差ありませんが、グリーン車の方がややカチッとした座り心地です。

座席前のスペースはほんの少しグリーン車の方が広く感じましたが、大きな違いはありません。

 

1時間を600円で買える特急ひたち号・いわき号が勝利

  • 特急・・・3,820円
  • 各停グリーン車・・・3,250円

なので、その差額はおよそ600円。

600円あればスタバで新作のフラペチーノが買えちゃいますね。

しかし「1時間を600円で買う」と考えるとどうでしょう。

 

「時間は有限だ」という言葉があります。

5年前のわたしだったら、各停に乗ってスタバのフラペチーノを買う方を選んでいたでしょう。

しかし、時間が有限であることの本当の意味と大切さを知った今は、特急に乗って自由に使える時間を1時間増やす方を選びます。

  • そこでしか会えない友達や家族と1時間多く過ごしたり
  • 1時間を使ってそこにしかないお店に行ったり

した方が自分の財産になるからですね。

各停のグリーン車でのんびり移動もいいですが、1時間を600円で買える特急には敵いません。

 

常磐線 特急ひたち号・いわき号は事前予約がおすすめ

常磐線は東京と千葉県、茨城県、福島県を結ぶ列車です。

「田舎だからそんなに乗客いないでしょ」と侮ってはいけませんよ!

わたしは高校を卒業してから東京に住み始め、10年以上常磐線の特急を利用しています。

当日電車の時間に合わせて駅に行ったのでは乗れないことを知っているため、特急に乗るときは「えきねっと」での事前予約を欠かしません。

10年前はスマホなんてなかったので、30分以上前に駅に行って列に並びましたよ…

東京から(当時は上野駅)乗るときは1時間以上前に行って、列車を一本見送ってました。

 

「えきねっと」は好きなタイミングで予約できますし、朝早めに家を出る必要もないんです。

きっぷを買う必要がない分、駅のコンビニで食べたい朝食をゆっくり選べるのがうれしい。

常磐線の特急だけでなく新幹線や高速バスも予約できるので、JRを使う人なら登録しておいて損はないですよ!

 

常磐線のグリーン車は快適だけど、長距離なら特急がおすすめ

今回は常磐線の普通列車グリーン車について詳しく説明し、同じ区間を走る特急との違いを比べてみました。

普通車両とグリーン車を比べれば、当然ながらグリーン車の方が快適です。

ほぼ確実に座れるし、プラス料金のおかげで変な乗客が排除されていますからね。

グリーン車は滅多に使わないので、ちょっとした旅行気分が味わえるのもいい。

 

とはいえ、同じ区間を走る特急ひたち号やいわき号と比べてしまうと、各駅停車のグリーン車にはほとんどメリットがありません。

特急の最大のメリットは「時間が買える」ことです。

1時間を600円で買えます。

  • 急ぐ必要がなく移動中になにか作業するくらいでちょうどいい人
  • 青春18きっぷを使っている人で、たまにリラックスしたいとき

には普通列車グリーン車がおすすめです。

とはいえ、グリーン車にちょっとでも興味があるなら、乗って損はしませんよ!

 

 

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