こんな声に答えます。
元料理人のカーリーです。
自分らしく生きたいと思うと「好きなこと」や「得意なこと」という似たキーワードが出てきて、分かりにくいですよね。
どっちをやるのも正解っぽいけど…
不安なまま行動して失敗したら、イヤですよね。ということで、今回は
- 「好き」と「得意」の違い
- 「好き」と「得意」どちらをやるべきか
について説明します。
結論、お金が不十分な場合は、得意なことをやった後、好きなことをやりましょう。
ちなみに、わたしは飲食業界で10年ほど、ド社畜をしていました。
どん底ながら自分らしく生きたいと試行錯誤しまくった今、好きなことや得意なことを活かしてご飯を食べています。
10年分の体験による思考に興味がある方は、必読です💡
好きなことと得意なことの違い|まずは得意なことをやろう

好きなことと得意なことの違いは、優先順位の違いです。
今あなたが生活費を稼ぐのでギリギリなら、まずは得意なことをやりましょう。
理由はシンプルで【得意なことの方がお金になりやすい】からです。
まあ、好きなことを追いかけても OK ですが、お金がない場合、すぐ終了します。
なので、人間の最優先課題である「食う」を満たすために、まずは得意なことで稼ぎましょう、ということです。
好きなことを追うのは、それからでも全く遅くありません。
「好きなこと」とは、誰にも奪えない情熱

「好きなこと」は、あなたの情熱です。
理由も分からず好きなこと、誰がなんといおうと好きなことは、誰にも奪えません。
好きなことに素直になると、自分が幸せであること、生きていることを実感できます。
いわば「自分のルーツ」みたいなものです。
だから、見返りがなくても批判されても、辞めようとすら思わない。一度やりだせば、時間を忘れて熱中できます。
つまり、好きなこととは「情熱」とも言い換えられますね。
好きなことの見つけ方は、好きなことの見つけ方【方法は4つ】人生の質を向上させるマル秘テク という記事で説明しています。
「得意なこと」とは、人の役に立てる能力

「得意なこと」とは、能力のことです。
ストレスなくできるのに、他人よりいい結果が出せる。 だから、高く評価されます。
得意なことは無意識の中にあるので、自分では意識できていない人も多いです。
しかし、得意なことで人の役に立つと人生を攻略しやすくなるので、きちんと把握しておくことをおすすめします。
得意なことを見つけるには、以下のツールを使いましょう。
得意なことを見つける方法は、得意なことが分からない【解決法は3つ】本気になれば見つかります という記事で説明しました。
【解決策】最初は「得意なこと」をやる

好きなことと得意なこと、どっちを選ぶか迷ったら【最初は得意なことをやる】といいです。
ストレスなく他人より上手くできる能力を活かした方が、早くお金になります。
まずは得意なことでお金を稼ぎ、少しずつ好きなことにシフトしていくと、いい感じです。
「好きなこと」は お金になりにくい|現実では優先順位が低め
好きなことは、お金になりにくいです。
好きなことがお金にならないのは、消費して終了だからです。
あなたが「好きなことで快楽をえる」ことに、誰も興味がないし、お金を払ってくれません。
マンガを読むのが好きでも、カフェ巡りが好きでも、快楽をえたらそこで終了です。
なので、得意なことでお金を稼いでから、好きなことをやった方が、生き残りやすくなります。
中には「好きなこと=稼げること」な人もいますが、レア中のレアです。
わたしを含め、普通の人間は「好きなこと=稼げないこと」なので、得意なことでお金を稼ぐと安心して食っていけます。
「嫌いだけど得意なこと」もお金になる【やる価値あり】
「嫌いなことからは逃げるべし」
「嫌いなことを続けても意味なし」
こんな風にいわれますが「嫌いだけど得意なこと」はやる価値ありだと思います。
なぜなら、サクッと稼げるからです。
「得意なことはストレスなくできて、他人より優れていること=稼げること」なので、生活費ギリギリならやった方がいいと思います。
実際、わたしも「嫌いだけど得意なこと」で、しばらく食っていたので。
ちなみに、わたしの「嫌いだけど得意なこと」は、接客です。
でも、接客はわたしの得意なことなので、周りから高く評価され、ストレスなく働けました。
わたしの飲食時代について知りたい方は、わたしの プロフィール をご覧ください。
「嫌いだけど得意なこと」の注意点|幸福度は上がらない
注意点として「嫌いだけど得意なこと」をやり続けても、長期的な幸福度は上がりません。
ただ、最初のうちは、わりと楽しいです。
気張らなくてもできるのに他人より優れているから、周りから評価されて、楽しくなります。でも、それは一時的なものに過ぎず、長くは続きません。
嫌いなことには情熱がないですから…
長い目で幸福度を求めるなら、やっぱり「好きなこと」をやる必要があります。
なので、得意なことで稼ぎつつ、好きなことをするための種を蒔くのが、正解に近いです。
「下手だけど好きなこと」は 次のステップ

生活費ギリギリの状態を抜けたら「下手だけど好きなこと」をやりましょう。
「嫌いだけど得意なこと」で生活のベースを作るのが第1ステップ。
「下手だけど好きなこと」は 第2ステップです。 生活費さえ稼げていれば、合間で十分に好きなことを追求できます。
なので、まずは「得意なこと」で稼いで、生まれた余裕で「好きなこと」をやるとよいです。
すると、安定して食いつつ、好きなことで幸福度を上げられます。
迷ったら「得意なこと」で稼いでから「好きなこと」をやろう

今回は【好きなことと得意なことの違いは? どっちを選ぶといい?】というお話でした。
お金が不十分な場合、得意なことを選ぶのがいいと思います。
嫌いなことでも、です。
嫌いなことでも、得意でありさえすれば、そこそこお金になります。
なので、まずは得意なことでお金を稼ぎ、余裕が出てから好きなことをやる、といい感じです。