こんな声に応えます。
英語日記をはじめ、英語学習が続かないという悩みはつきもの。
むしろ続かないのが普通ですらあるので、継続のコツをつかむのが英語が話せるようになるたったひとつの方法だといっても過言ではありません。
英語日記が続かないとインプットとアウトプットの量が止まるので、英語が話せないままあなたの人生は平凡なまま過ぎていきます。
「英語が話せるようになって人生を変えたい」と思ったあなた。今から3分ほどお付き合いいただき、英語日記を続けるコツをつかんでいってください。
- 英語日記は続かなくて当然
- 英語日記を続ける6つのコツ
- 初心者に添削は不要【添削をしないといけないという思い込みが継続をジャマする】
学歴もキャリアも根性もお金もないわたしですが、英語を愛して20年になります。
海外好きをこじらせた結果、ひとりで海外へ8カ国以上、海外在住歴2年半です。
英語日記は続かなくて当然です:そこが差別化ポイント

あなただけが怠け者なのではなく、みんな同じことで悩んでますよ。
だからといって「無理してがんばらなくていいよ」というわけではなく、そこが他人と差をつけるチャンスだということ。

みんなと違う行動をしてきたかどうかが、英語を独学で話せるようになった人と、勉強が続かなくて英語が話せないままの人との大きな違いだ、ということですね。
英語の日記を続けるコツ【6つ】

英語日記は難しくも敷居が高い学習法でもありません。むしろ、初心者にとって最もとっつきやすく、効果を感じやすい学習法だと思います。
そんな英語日記の楽しさに気づく前に挫折してほしくないので、うまく続けるコツをお伝えしますね。
- ノートとペンは開きっぱなし
- 辞書は使わない
- 完ぺきを目指さない
- 2行でも書けたら合格
- 英語で日記を書くつもりで行動する
- お気に入りの文房具をゲットする
詳しく見ていきましょう。
1.ノートとペンは開きっぱなし
英語日記を続けるにあたって、次のような行動をしてはいけません。
- ノートを閉じて棚にしまう
- ペンを閉めてペン立てに立てる
とても小さなことですが、英語日記を書こうとするたびにノートをとり出して開き、ペンを探してふたを開けるという手間がかかることで、心理的ハードルが上がります。

英語日記を書いたら、ノートは開きっぱなしで、ペンもそのまま出しっぱなしにしておきましょう。そうすると机に向かってすぐに書きはじめられますよね。
書き始めるまでの時間が短く、準備に手間がかからないほど、英語日記は習慣化しやすくなります。
2.辞書は使わない
「【英語日記】失敗しない書き方を初心者向けに解説【ネタ切れしたとき用のお題も用意しました】」という記事にも書きましたが、辞書を使わずに書くのがコツです。
辞書でいちいち調べると時間がかかり、書き進められないのがストレスになります。書けないと、いいのか悪いのかすら分からず、全然楽しくないですよね…

3.完ぺきを目指さない
英語日記は楽しむものであり、テストでもなければ昇格試験でもありません。
書きたいことを自由に書けるし、間違っていても誰にも迷惑をかけないというすばらしいアウトプット方法ですから、気楽に向き合えばいいんです。
間違いは気にせず、自分の知っている範囲内の英語でどこまで表現できるか。その限界に挑戦することが、リアルな英会話を乗り切るパワーになりますよ。
4.2行でも書けたら合格
「ノートの1ページを埋める」などという高いハードルを設定していませんか?志が高いのはいいことですが、自分の実力に適していないと首が締まるだけです…
英語日記をはじめたばかりの頃は、ただでさえ英語を使うことに慣れていません。
次のような目に見える成果は一旦置いておきましょう。
- 何分書いた
- 何行書いた
- 何ページ書けた

5.英語で日記を書くつもりで行動する
「カクテルパーティー効果」を利用して、日常生活からネタ集めをしましょう。
カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は音を処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。
なにげない日常生活でも、次のうちどちらのスタンスで行動するかによって、集まる情報の量や質は大きく変わります。
- 日々の出来事をなんでも日記に書こう
- 毎日同じでなにも面白いことないな…
「日記に書こう」と思いながら生活しているほうが面白いものに気がつきやすく、ひとつの物事をいろいろな角度から観察しようとするはずですよね。
「英語日記に書くことがないな」という悩みは、ネタ集めのアンテナが張れていない証拠です。
「英語日記を書くぞ」という意識を持っていれば
- 電車の広告
- 女子高生の持ち物
- 流行のファッション
- 季節の花や樹木
- 幅広いニュースジャンル
など、書ききれないほどのネタが見つかります。
6.お気に入りの文房具をゲットする
文房具ってテンション上がりませんか?
共感してくれたのなら、万年筆とちょっといいノートを使って英語日記を書いてみてください。
とくに万年筆は、サラサラとした滑らかな書き心地がクセになりますよ。
シャーペンやボールペンだと無意識に力が入ってしまい、書くだけで手が疲れますよね。万年筆だと力をほとんど入れなくてもしっかりとした濃さの字が書けます。
ペン先と紙との摩擦がなくするすると書けるのが快感で、字を書くことがこんなにも気持ちいいのだと、ウン十年生きてきてはじめて感じました。

どちらも毎日触れることが大切なので、英語日記と万年筆はとても相性がいいんですね。
わたしも愛用中の「ラミー サファリ」は見た目もかわいく価格もお手頃なので、万年筆デビューにおすすめしたい1本です。
【初心者向け】英語日記に添削は不要です

英語日記が続かない理由のひとつが「ネイティブに添削してもらわないといけない」という思い込みです。
初心者に添削は必要ありません。初心者には、添削よりも大切なことがあります。
初心者は今の実力内の英語を使って文を組み立てる力を鍛える
初心者にとって大切なのは、文法の正しさや自然さではありません。
今の自分が知っている単語と文法でより多くのことを伝えられるようになることが、初心者にとって必要な力です。
具体的には、英語日記をとおして次のようなテクニックを覚えてほしいなと思います。
- ひとつの単語で複数の意味を表現する
- 短い文章をたくさんつなげて表現する
- 主語を入れ替えてかんたんな文に組み替える
このような「表現の幅を広げるテクニック」は、文法の正しさや自然さよりも初心者の役に立ちます。
今の英語力をフル活用するコツが身につけば、表現できる英語がどんどん増えて、英語を使うのがどんどん楽しくなります。
新しい語彙や文法を覚えるだけよりも実践的で楽しいし、使える英語が身につきそうですよね。
ということで、添削は初心者のカベを越えるまでは必要なしとします。
日本人が苦手な「句動詞」を学ぼう
句動詞とは、動詞に副詞や前置詞をプラスした次のような表現のことです。
- get up
- look for
- take care
- break down
- throw away
これくらいの句動詞であれば、中学や高校で触れたことがあるのではないかと思います。

シンプルな単語の集まりで形成されており、ネイティブの使用率が高く、ひとつの単語で複数の意味を表せる「句動詞」を身につけると、英語レベルが飛躍的にアップします。
英語日記を続ければ、自然に周りの人と差がつく

今回は「英語日記が続かない」という悩みについて掘り下げました。
英語日記をはじめ、英語学習はなかなか続かないのが現実です。
「続かないから話せるようにならない」といっても過言でないくらい、わたしたちは続けることが大の苦手。だからこそ、英語日記は続けるだけで周りの人に大きな差をつけられる分野でもあります。
今回ご紹介した次の6つの継続のコツを意識して、英語日記にとり組みましょう。
- ノートとペンは開きっぱなし
- 辞書は使わない
- 完ぺきを目指さない
- 2行でも書けたら合格
- 英語で日記を書くつもりで行動する
- お気に入りの文房具をゲットする