こんな声に答えます。
以前こんなツイートをしました。
紙のコーヒーフィルターを卒業して、金属製フィルターを使いはじめました〜!
これで年間のゴミが約500枚減り、年間で約2,000円の節約になります💡
気になるお値段は…
い…い…い 1万円ですっ!!
手に取るたび緊張が走る価格ですが、エコと節約になるなら払う価値ありまくりかと思います💪 pic.twitter.com/ffwWX39qjQ
— カーリー|ミニマルウェイスト (@_car__rie_) September 21, 2019
ということで、金属製コーヒーフィルターの使い心地をレビューします🌟
結論、コーヒーはちゃんと美味しいし、買ってよかった! 大満足です!
【コレスの金属製コーヒーフィルター】フレンチプレスとペーパードリップの中間

➡わたしが選んだ商品はこちら【コレス コーンフィルター ゴールド】
金属製のコーヒーフィルターは、フレンチプレスとペーパードリップのいいとこ取りです。
抽出作業面でも、味でも。
金属フィルターで入れたコーヒーは、フレンチプレスほど粉っぽくはありません。
コーヒーオイルも少なめ。
ペーパードリップよりは微粉が多いので、まったり感があります。ハンドドリップのように入れ方を工夫すれば、味の変化も自由自在です。
イメージは、秋に飲みたいコーヒー。
味でも作業面でもデザインでも、かなりお気に入りのドリッパーです!
コーヒーフィルターを金属にしたら年間2,000円の節約になる

コーヒーフィルターを金属に変えると、年間約2,000円の節約になります。
ペーパードリップの方が安い感じですが、実は思ったよりお金がかかるんですよね…
例えば、ペーペーフィルターの場合。
1日1杯のコーヒーを飲むとしたら、最低でも1年で365枚のペーパーを消費します。
年間およそ500枚とすると、ペーパーフィルターだけで年間2,000円の支出です。
大した額じゃないと思うかもしれません。ですが、こういう微妙な金額が積み重なって、大きな出費になります。
コーヒーフィルターを金属に変えたら、年間で2,000円もお得です。
投資額は… 1万円…
かなり高額ですが、金属製なので安心!
元が取れるまでに5年かかりますが、それくらいの耐久性は十分にあります。
陶器のフィルターは落としたら一巻の終わりですから…
5年以内にコーヒーをやめる予定がなければ、今コーヒーフィルターを金属に変えておくと、かなりお得です。

ぶつけて欠けたハリオV60…
コレスの金属製コーヒーフィルターはゴールドがおすすめ
コーヒーフィルターはゴールド製がおすすめです。
というのも、金は酸化に強く錆びにくく、味への干渉もほとんどないとか。
わたしが選んだコレスにはステンレスのフィルターもありますが、ゴールド加工の方がメンテナンスしやすく、味の劣化が少ないです。
金額はやはりゴールドの方が高い…
でも、長い目でみれば、長く使えてコーヒーの味が変わらないゴールドの方が、値段以上の価値があると思います。
【コレスのコーヒーフィルター】専用スタンドで完ぺき
ちなみに、コレスのコーヒーフィルターは、専用のスタンドがあると最高です。
素材は竹とステンレスで、安全かつ清潔!
デザインがとても格好いい…!
我が家では、ネルドリップ用のポッドがちょうどよかったので、そのまま使っています。

間違った使い方…
ただ、ご覧の通り、フィルター上部までカバーできてないので、大量には入れられません…
4人分くらいの普段遣いなら全く問題なし。
でも、やっぱり専用スタンドの方が美しい…
金属製のコーヒーフィルターはお手入れが簡単

金属製のコーヒーフィルターは、思ったよりお手入れが簡単です。
抽出後、コーヒー豆のカスを捨てるだけ。カスが落ちにくいときは、変形しないよう優しくトントンすれば、ほとんど落ちます。
面倒だったら、溜めた水の中で振り洗い。
豆のカスがメッシュに詰まったときは、歯ブラシなどで優しく撫でましょう。
最後はキッチン用の洗剤で洗って、よく乾かします。
抽出後は早めにコーヒーカスを捨てた方がいいです。長時間の放置はメッシュが詰まる原因になります。
お手入れの手間は、ペーパーフィルター時代と変わりません。
ペーパーフィルターだって、カスはポンと捨てられるけど、ドリッパーは洗わなきゃいけないし。
手間が変わらないなら、ペーパーフィルター代を節約し、環境にやさしい方法を選びたい。
コレスのコーヒーフィルターは金属製なのでとても丈夫だし、錆びにくくて半永久的に使えるし、かなり賢い買い物をした自信があります…!
コーヒーフィルター【金属】の使い方(コーヒーの入れ方)

私流【コレスを使ったコーヒーの入れ方】を紹介します。
コーヒーの入れ方はひとつではありませんが、参考にしていただけたら嬉しいです。
要点1.コーヒー豆は細かく挽く
わたしは金属製フィルターで入れるとき、ペーパーフィルターよりも細かく挽きます。
ハリオV60(ペーパー)3~3.5
金属製フィルター 2.5
グラインダーは ナイスカットミル がおすすめです。
電動なので、均一に素早く挽けます。
挽きたての豆の香りで部屋が満たされるこの瞬間は、1日で最高の至福です。
通常、金属製のコーヒーフィルターを使うときは、豆は粗目に挽きます。
なぜなら、フィルターの目が粗いので、豆を細かくしてしまうと、コーヒー液が粉っぽくなりすぎるからです。
そこをあえてコーヒー豆を細かく挽くのは、抽出時間を長くしたいから。挽き目が粗いとお湯がスカーンと抜けてしまい、味がうまく抽出されないので…
とはいえ、豆を細かく挽くからか、やっぱり粉っぽいですね。
わたしはそこまで気になりませんが…
このあたりは調節が必要です。
要点2.豆の量はペーパードリップ時代と同じ
豆はペーパードリップ時代と同量です。
ハリオV60(ペーパー)
お湯 300ml に対して 豆 25g
通常、金属製フィルターを使うときは、コーヒー豆は多めにします。
わたしの場合、豆を細かく挽くので、豆の分量は増やしていません。
挽き目を粗くするなら、コーヒー豆の分量を増やさないと味が薄くなるので注意です。
要点3.蒸らし時間は 20~35秒
蒸らし時間は豆によって変わるので、ここは目安程度に。
わたしは今ハイローストの豆を使っているので、蒸らしは30秒としています。 豆を細かく挽く分、全体に行き渡るのに少し時間がかかりますから。

【コーヒー豆の焙煎度】出典:https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/roast.html
蒸らしのお湯は、使うコーヒー豆のグラム数+5gの湯 を目安に。
25gの豆で抽出するなら、30gの湯で蒸らします。
豆の焙煎が濃い場合、苦味を抑えるため、蒸らし時間は少し減らした方がいいです。
要点4.抽出時間は 2分半~3分半
抽出時間も、抽出する量や目指したい味わいによって変わりますので、目安程度に…
25g の豆と 300ml のお湯で抽出する場合、抽出時間は2分半を目指します。
金属製フィルターは本当にお湯抜けが早い!
思うままにお湯を注ぐと1分かからず抜けてしまうので、お湯の注ぐ量と速さをコントロールする技術が必要です。
要点5.粉っぽいので、最後の一口は残してもよし
お湯を注ぎ切り、液が落ちきる前でドリッパーを外して完成。
カップに注ぐ前に中身を混ぜ、全体を均一にします。
金属製のコーヒーフィルターを使うとどうしても粉っぽいので、苦手な人は最後の一口は残してもいいと思います。
わたしはグルグル混ぜて一気飲みしますが…
お好みで楽しく味わいましょう。
フレンチプレスと比べるとコーヒーオイルは少ない

ぶっちゃけ、コーヒーオイルは少なめです。
一応 浮いてはいるので、ペーパードリップに比べたら多いですが…
「金属製コーヒーフィルターは目が粗く、コーヒーオイルが抽出されるため、ペーパードリップより香りと味が良い」
というのが、金属製コーヒーフィルターの謳い文句。
以下がフレンチプレスで入れたコーヒー。

フレンチプレスで入れたコーヒー
分かりにくいですが、表面全体が油で覆われています。
もう一方…
こちらが金属製のコーヒーフィルターで入れたコーヒーです。

コレスの金属製コーヒーフィルターで入れたコーヒー
わずかに見える白いプツプツが、コーヒーオイル。 とても分かりにくいですね…
これは入れ方を変えて観察した方がよさそう。
コーヒーフィルターを金属に変えたらゴミが減って節約になる

今回は「コーヒーフィルターを金属に変えてみたよ」という話でした。
個人的には、とても好きなドリッパーです。
デザインは無駄がなくてミニマリズム的だし、ゴミが出ないし。
コーヒー豆のカスは、乾かして脱臭剤にしています。 スクラブも手作りしてみたい。
節約のために大好きなコーヒーをやめるのは無理だけど、ちょっとした工夫で出ていくお金を減らすのは、とても簡単です。
あなたも、毎日のコーヒーライフをお財布に優しく、エコにしてみては?