お酒好き carly です。
以前、この記事で『アルコール感受性遺伝子検査キット』の紹介をしました。
その検査結果が出たので、今回はわたしの結果を元に
- 検査結果レポートの見方
- 検査結果の活かし方
についてまとめていきます。
大切な人たちとお酒を飲む楽しい時間はなににも代えがたい幸福。
だからこそ健康であるために、お酒との付き合い方としっかり向き合うべきですよね。
できるだけ長く健康にお酒を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね🌟
アルコール感受性遺伝子検査キットの診断結果を見る方法

アルコール感受性遺伝子検査キットの診断結果を知る方法は
- オンライン
- 郵便
以上の2つです。
診断結果を郵送してもらうには、検査キットを購入するときに『郵送する』を選び、500円を支払う必要があります。
追加料金がかかるので、よほどのことがなければオンラインで十分です。
アルコール感受性遺伝子検査については以下の公式サイトをどうぞ!
ということで今回は『オンラインで診断結果を見る』方法を紹介します。
手順は以下の通りです。
- 結果が出た旨のメールを開く
- 会員情報を入力し、ログイン
- 結果を見る
とてもシンプルですね。
1.【遺伝子ポータルサイト】からの結果が出た旨のメールを開く
アルコール感受性遺伝子検査キットの結果が出ると、以下のようなメールが届きます。

メールの内容は『検査結果が出たのでレポートが見れます』という内容です。
2.【遺伝子ポータルサイト】会員情報を入力し、ログイン
メール中のリンクから会員サイトに飛べるので、情報を入力してログインします。

会員登録に必要な
- 会員ID
- パスワード
以上の2点は「【遺伝子ポータルサイト】会員登録のお申込みを受け付けました」のメールに書かれているので、参照しましょう。

3.【遺伝子ポータルサイト】アルコール感受性遺伝子検査の結果を見る
- 会員ID
- パスワード
を入力したら、自分専用の結果レポート画面に変わります。

画面上の『WEB』を開くと、すべての検査結果を見れます。
【アルコール感受性遺伝子検査キット】レポートの見方
アルコール感受性遺伝子検査キットの検査結果レポートの内容は
- アルコール遺伝子カード
- 遺伝子検査結果
- アルコールの分解と遺伝子
- あなたのアルコール体質
- 節度ある適度な飲酒
- アルコールの分解時間
- 解説
- 参考文献
- 飲酒習慣チェック
以上の項目です。
それぞれがどんな内容なのか、わたしの検査結果はどうだったのか見ていきましょう。
検査結果レポート 1.アルコール遺伝子カード
『アルコール遺伝子カード』の項目では、自分がどのタイプに属するのかが分かります。
アルコール体質のタイプは以下の9つです。

わたしは赤い四角で囲まれている『W3型』に分類されます。
『W3型』は、アルコールを分解するのも無毒化するのも早い『大酒飲み』。
いわゆる『ザル』に最も近く、酔いにくくお酒が残りにくいタイプです。
これは予想通りの検査結果でした。
わたしはお酒を飲んでも顔に出にくく、二日酔いをほとんど経験したことがありません。
かといって、バカみたいに飲めるわけでもないのが分かっているので、ある程度のところでセーブします。
もし『全然飲めない下戸タイプ』だと診断された話のネタになったのになぁ…
なんて。
検査結果レポート 2.遺伝子検査結果
『遺伝子検査結果』の項目では、
- ADH1B 遺伝子
- ALDH2 遺伝子
の活性が具体的にどうなっているのかを知れます。
(それぞれの遺伝子については次項で)

わたしの場合
- ADH1B遺伝子・・・高活性
- ALDH2遺伝子・・・活性
であることが分かりました。
ADH1B遺伝子が高活性なのでアルコールの分解が早く、ALDH2遺伝子が活性なので酔いが残りにくい。
それが『W3型』なんですね。
それぞれの遺伝子の役目ついては以下の記事にまとめたので、一読してみてください。
検査結果レポート 3.アルコールの分解と遺伝子
『アルコールの分解と遺伝子』の項目では、
- ADH1B遺伝子
- ALDH2遺伝子
それぞれがどのような働きをするのかを解説しています。

わたしが高活性だった「ADH1B遺伝子」は、アルコールをアセトアルデヒドに分解。
アセトアルデヒドは頭痛や吐き気といった『酔い』の原因を作り出す毒素です。
対する「ALDH2遺伝子」はアセトアルデヒドを無毒化する(酢酸に作り変える)遺伝子で、これが活性だと酔いにくく二日酔いになりにくくなります。
検査結果レポート 4.あなたのアルコール体質
『あなたのアルコール体質』の項目では、タイプごとに注意するべきことが書かれています。

わたしが分類された『W3型』の場合、酔いにくく二日酔いにもなりにくいですが、その分お酒を飲む量が増えてしまいがちです。
いくら自覚症状がなくても、お酒を飲む量が増えれば病気になりやすくなります。
- 考えられる病気リスク
- 積極的に摂りたい栄養素
- 健康を守るための予防策
以上の3つのポイントで、今後どうやってお酒と付き合うかを考えましょう。
検査結果レポート 5.節度ある適度な飲酒
『節度ある適度な飲酒』の項目では、お酒を飲むとしたら1日にどのくらいの量を飲むのがいいのかを解説しています。
解説によると、厚生労働省の発表は「1日平均純アルコールにして約20g程度」です。
具体的には
- 缶ビール500ml 1本
- 日本酒 1合(180ml)
- ウイスキーダブル 1杯(60ml)
- 焼酎 25度 グラス 1/2杯(100ml)
- グラスワイン 2杯(240ml)
- チューハイ 7度 1本(350ml)
以上が目安となります。
あくまでも目安なので、この量を守れば病気にならないということではありません。
検査結果レポート 6.アルコールの分解時間
『アルコールの分解時間』の項目によると、人がアルコールを摂取してから分解するまでにかかる時間は
- 男性・・・約2.2時間
- 女性・・・約3時間
が平均です。
アルコールを分解するのにかかる時間は個人差がありますし、どのくらいのお酒を飲んだかによっても変化します。
「お酒を飲んで5~6時間すればアルコールが抜ける = 車を運転しても大丈夫」と聞いたことがありませんか?
これもあくまで目安で、飲んだアルコール量と個人差によります。
詳しくは以下のブログが参考になるので、よかったらチェックしてみてください。
ケメ子のウェブログ 様
検査結果レポート 7.解説
『解説』の項目では、飲酒による健康リスクについて解説されています。
わたしが分類された『W3型』では
- すい臓病
- 糖尿病
- 脂質異常症
のリスクが高めだとのことです。
その他にも筋肉や皮膚、精神など、飲酒による意外な健康リスクについての解説も。

検査結果レポート 8.参考文献
『参考文献』の項目では、今回のアルコール感受性遺伝子検査キットがどのような文献を元にしているのかを見れます。
23の文献のうち、日本語で書かれているのはたったの2つ。
日本よりも海外の方が人体とアルコールに関する研究が進んでいるということでしょうか。
検査結果レポート 9.飲酒習慣チェック
最後の項目は、現在の飲酒習慣をチェックできる簡易的なテストです。
以下のように、当てはまる項目にチェックを入れていくだけの簡単なもの。

10個の質問に答えていくと、自分のお酒の飲み方が危険かどうかを自動で判断してくれます。
わたしは『4点』で、危険性が少ない飲み方をしていると分かりました。

このチェックテストは自分だけでなく、お酒をたくさん飲む
- 家族
- 友達
- 恋人
などの大切な人に受けてもらいたいなと思いました。
アルコール感受性遺伝子検査キットで分かったこと

アルコール感受性遺伝子検査キットを使うと
- お酒が飲める体質かどうか
- 飲酒による健康リスクが高いかどうか
- お酒に依存していないかどうか
などを知ることができます。
わたし的には『アルコール感受性遺伝子検査キットをプレゼントとして、お酒好きの人に受けさせてあげるのがおすすめ』です。
- 毎日はお酒を飲まない
- 家で飲むなら1~2杯
- 月に1~2回、外で飲むときは楽しむ
という感じでセーブできる人なら、アルコール感受性遺伝子検査キットを利用しても「へぇ~」で終わってしまうかもしれません。
対して「そんなの関係ない」「楽しければいい」と思っている酒好きさんこそ、健康や依存のリスクを知るべきです。
あなたもぜひ、お酒好きの家族にアルコール感受性遺伝子検査をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
アルコール感受性遺伝子検査で楽しい時間を長く生きよう

今回は、株式会社ハーセリーズのアルコール感受性遺伝子検査キットの後編、検査結果レポートについて詳しく紹介しました。
検査結果はお金がかかる郵送ではなく、無料のオンライン閲覧で十分です。
アルコール感受性遺伝子検査キットの結果は一生変わらないので、一度受ければ一生モノの『対アルコール専用武器』になります。
アルコール感受性遺伝子検査キットの使い道は1つだけではありません。
自分だけのアルコール専用武器を手に入れるも良し、大切な人にアルコール専用武器をプレゼントするも良し。
情報を武器にして、お酒と過ごす人生を楽しみましょう!